子どもの心にとどく指導の技法

著者 :
  • 高文研
4.50
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784874982181

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 指導の最高形態である自主性をどう育てるか…。

    読んでみて、勉強になり自己反省もでき子育て世代に読んでもらいたい本です。

  •  現代の子どもには、注意という直接的なメッセージはあまり通用しない。小さい内から耳にタコができるぐらい注意されて慣れっこになっているからである。
     「注意」とは、そもそも「言い聞かせる」ということでなくてはならない。「言い聞かせる」は「言う」と「聞かせる」からできているが、徹底しないのは、「言う」だけで「聞かせる」ことにはなっていないからである。
     ここでいう「聞く」とは、承知する、聞き入れることで、注意事項について聞き入れれば、心にしみて理解、納得し、実行しようとする。
     そこで、注意する場合、どうしたら子どもの心にしみるように「言い聞かせる」ことができるのか、その工夫が求められる。その工夫を怠ると、指導不成立に追い込まれる。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

一九三〇年生まれ。元教師。現在、全国教育文化研究所、日本群読の会。著書『指導の技法』高文研、ほか。

「1999年 『公論よ起これ!「日の丸・君が代」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

家本芳郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×