未来をひらく歴史: 日本・中国・韓国=共同編集 東アジア3国の近現代史

制作 : 日中韓3国共通歴史教材委員会 
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784874983416

作品紹介・あらすじ

"開かれた歴史認識"の共有をめざす日・中・韓3国の研究者・教師らが、3年間・10回の国際会議を重ね、共同編集・執筆した近現代史入門書。

感想・レビュー・書評

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  • この書籍は、日中韓の歴史を助けるための書籍です。

  • 東アジア国際関係史をやって、もう一度読みたくなった。

  • 日本・中国・韓国の歴史家による共同編集。日中韓を中心として東アジアの近現代史。

    村上龍「半島を出よ」(幻冬舎)の拷問の描写に気持ち悪くなったが、現実に日本軍が行った行為はそれをはるかに上回る悲惨さ。改めてこれらのことを知るにつれ、この間の靖国や歴史教科書の問題などを単に「歴史認識の違い」と片付けることができないというのは明白。この本にはドイツやその他の国の戦後の取組も紹介してあったが、それらと日本の取組の差は歴然。ずいぶん遠回りをしたし、もう遅いかもしれないが、これからでも取り組めることはあるはず。水に流すのは支配された側の言葉で、支配した側が勝手に水に流すことは出来ない。

  • わかりやすい!

  • この本を高校の近代史の教科書にして欲しいくらいです。
    正しい歴史認識が未来を開く!

  • 分類=歴史教科書。05年6月。

  • 共同編集と言ってはいるが実は三ヶ国で中身が違う。たとえば朝鮮戦争(韓国では韓国戦争)。韓国版では北朝鮮の侵略により〜となっているが日本語版では韓国の北への侵略(北侵)となっている。(情報元:毎日新聞)史実は北朝鮮の南侵である。つまり日本国内の北朝鮮シンパが書いたものと言って過言ではない。それに日本征伐(韓国の歴史教科書)と言っている元寇(日本の歴史教科書)は如何なものか? 征伐とはお仕置きするという意味である。
    中国と韓国でも揉めている。高句麗の帰属をめぐって朝鮮史か中国史かどちらも自国史に組み入れようとしている。韓国は日本より機敏に反応した。どういうことかというと、中国が北朝鮮(領土的に高句麗とほぼ同じ)を中国に組み入れようとする最初の一歩であると。この考え方を借りれば、日本を中国+朝鮮半島という外国に組み入れようとしてると言える。大陸主義者は未だ現存している。大陸主義者とは「侵略戦争?(大東亜共栄圏構想)」を行った人たちである。これはやり方を変えた新しい侵略とである。自己矛盾も甚だしい。これは教科書のレベルに達してはいない(副読本でもない)。単なる自己主張をするためのに留まらず、他人に迷惑をかける妄想である。歴史の見方を一つとするおかしな妄想と言論封殺的思考に恐怖を覚える。ちなみに中華的(中国と韓国)な歴史とは支配者が決める「正史」が歴史である。これは中華皇帝から示された唯一絶対である正史である。日本人はひれ伏してありがたく読むように。

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