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- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784874983782
感想・レビュー・書評
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いつも不思議に思うことがあります。
第2次世界大戦後、長い時間だけが流れましたが、未だに周辺諸国から戦争責任や歴史認識を問われます。しかしドイツは、ホロコーストや侵略などヨーロッパのたくさんの国々に惨禍をもたらしたのに、今は周辺諸国からゆるぎない信頼を得ています。この日本とドイツの違いは何なのだろう?
その答えをこの本は教えてくれます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自国の負の歴史と、生真面目に向き合う姿勢は、日本にも見習うべきところが多々あるように思う。
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第二次世界大戦下において、ナチドイツがした残虐の行為の数々は世界的に知られているが、終戦後ドイツ人がその過去を精算するためにどのような行動をとってきたかが不明瞭なところがあった。この本は彼らが他国との相互理解、関係改善のためにしてきた行いが挙げられており、初めて知ることが多かった。
通読して、韓国や中国との歴史的な軋轢を修繕しようとしない日本が情けないなと思った。主体的に過去を顧みて、他国、他民族との関係改善に尽力するドイツ人の態度は、戦時下に政府がした悪行の内容は違えど、今の日本人が見習うべきところがある。 -
2008年6月