「指導死」

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制作 : 大貫 隆志 
  • 高文研 (2013年5月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784874985137

「指導死」の感想・レビュー・書評

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  • 指導ってむずかしい。結局は結果論だし。厳しいことが良いときもあれば、優しさが響くこともある。先生だって人間だし、いつも完璧ではいられない。けど、目の前の生徒に寄り添うことを忘れたときに、こういった悲しい結果を招いてしまうのかなと思った。
    教育現場で成果主義いれるのやめれば、隠匿の動きは少しは減るのでは?

  • <石上浩美先生コメント>
    生徒指導をきっかけとして自殺してしまった子どもの保護者・研究者からの学校教育に対する問題提起。

    <閲覧スタッフより>
    学校の、教師の、「指導」によって命を絶った子どもたち。指導とは何なのか、どこまでが指導なのか。7名の子どもたちの悲惨な「指導死」から学校教育・生活指導のなかの「指導」を検証します。
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    所在番号:
    資料番号:
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  •  「指導死」という表題で手に。「指導死とは、学校の生徒指導をきっかけに。あるいは原因とした子どもの自殺」とあり、全国的事例の一つに現在裁判中の地元高校生のも。息つまる思いで読む。同じ不幸を繰り返さないために、学校が、先生が何をどうすべきかが綴られる。救われるものと救われないものとのあまりの落差の大きさに心痛い。生徒を「指導する」影響力、その怖さを知る人でなければ教師とは言えない。

  • 自殺に至った過程の指導内容よりも、自殺後の学校/PTA側の対応に憤りを覚える。「自殺なんてしなくても逃げればいいのに……」という思う人は多いし僕もかつてそんな風に思ってたけど、それはやはり想像力に乏しい考え方だと改めて思った。

  • 先生、先生、と威張るな先生、
    先生、生徒の成れの果て。

    ってな替え歌を思い出した。

    複数の先生に長時間の厳しい尋問を受けて「停学」を言い渡されて自殺した子ども。
    カンニングがばれ”怖い先生”に部屋に来るように呼びつけられて教室にカバンを取りに行くと言ってそのまま飛び降りた子ども。
    タバコを吸ったことがばれ、仲間の名前をゲロってしまったことを悔いて自殺した子ども。

    たったそれだけのことで、とは言えない。
    ただでさえ閉鎖的な場所だし、子どもにとっての学校、ってひとつの国家みたいなものだから。

    どれもこれも、すっきりと終わらない。
    あいまいにしてかきまぜて、罪の対象をわからなくして終わる。

    嫌いだった先生を思い出してウガーッ!!

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「指導死」の作品紹介

学校の指導が適切であったなら、子どもが死ぬことはなかったはず。学校での「指導」後に子どもが自殺した「指導死」。その「指導」の背景を探り、学校での懲戒、叱り方、指導の仕方とともに考える。

「指導死」はこんな本です

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