キューバ

著者 :
  • 高文研
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本棚登録 : 35
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784874985861

作品紹介・あらすじ

ひざまずいて生きるより、踊って抵抗!キューバとの付き合い40年を超すジャーナリストが明解に読み解く、キューバの現在、過去、未来!

感想・レビュー・書評

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  • 南米について知りたくて読んでみた。
    キューバは南米の中では大きい方なんだっけ?

    キューバの歴史は、大国による支配と抵抗の歴史だった。
    怒り、ゲリラ、抵抗と自立、理想、楽観、愛。そんな感じ。

    ヘミングウェイはキューバに住んでたんだ。ヘミングウェイの猫の家はキューバにあるの?
    老人と海にモデルがいたとは知らなかった。グレゴリオ・フェンテスさんだって。132ページ。

  • 社会主義の仕事してもしなくても給料貰えるってのは、日本人にあってるのかもね。
    しなくてもいいのにやってしまう。
    むしろ給料が貰えるって分かってたら新しく挑戦とかしやすいのかも。

    キューバって貧乏なイメージだったけれど、
    街が清潔で、ホームレスいなくて、乳児死亡率は先進国と同レベルで医療や学費は無料ってイメージ変わった。

    ゲバラって亡くなっているせいか昔の人の気がしていたけど、一緒に活動していたカストロは存命だなんて!

    それに自分の情報がアメリカ寄りのモノって思ってなかった。

  • 最近せっかく旅行してきたので、後付けで手遅れだが少し勉強する。
    一般的に我々は、欧米中心の世界観故か、中南米中東アフリカ等の近代史については特に無知だ。
    何故唐突に国交回復したのか、何故アメリカのグアンタナモ基地があるのか・・・。
    筆者が同世代で、私的結論としては、筆者の行動力と比較するにつけ、若き時代、只々無駄に遊び呆けていたと後悔しきり。

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著者プロフィール

ジャーナリスト。1949年、山口県生まれ。東京大学法学部卒業。1974年、朝日新聞に入社。サンパウロ支局長、バルセロナ支局長、ロサンゼルス支局長などを歴任、40年にわたり主に国際報道の分野で取材を続けた。2014年に朝日新聞退職後も、フリーのジャーナリストとして各国の取材を続け、精力的に執筆と講演を行っている。「コスタリカ平和の会」共同代表。「九条の会」世話人。

大学時代、キューバで半年間、サトウキビ刈り国際ボランティアとして汗を流した。4年生の夏休みに朝日新聞社から内定を得るが、産経新聞社が進めていた冒険企画に応募。スペイン語とルーマニア語の知識があったことから「東大ジプシー調査探検隊」を結成して東欧へと旅立った。東欧では「日本のジプシー」を名乗り、現地のジプシーと交わって暮らした。日本初のジプシー語辞書を作り、帰国後は新聞にルポを連載、ジプシーを扱った映画『ガッジョ・ディーロ』ではジプシー語の翻訳を担当した。ジプシー調査でジャーナリズムの醍醐味を知り、1974年、再度入社試験を受けて朝日新聞社に入社した。

朝日新聞時代も、学生時代の突貫精神そのままに、市街戦の銃弾をかいくぐりながら、そしてときには会社とも闘いながら取材を続けた。フリーになった現在も変わらない記者魂を、本書の随所で感じることができる。

「2019年 『世界を変えた勇気 自由と抵抗51の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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