自己組織化する宇宙―自然・生命・社会の創発的パラダイム

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制作 : 芹沢 高志  内田 美恵 
  • 工作舎 (1986年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (658ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875021247

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自己組織化する宇宙―自然・生命・社会の創発的パラダイムの感想・レビュー・書評

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  • 何年も前から読もうと思いつつ、あまりの難解さと分厚さに圧倒され、何度も挫折してきた。

    が、きっとやっぱり私が最近考えていること(プロセス論・生成論)をきっとより明確に書いてあるに違いないという思いのもとに、あまり細部の議論を理解するのをあきらめて、とりあえず全体をななめ読みすることとする。

    ここ数年間、物理や自然科学系の入門書をいろいろ読んだ成果もあってか、以前よりはだいぶ理解可能なものになっていた。

    で、最初の方は、「はいはい、ブリコジンの散逸構造ね」「ビックバン、インフレーション宇宙ね」「対称性の破れね」などと、本当にわかっているわけではないが、どこかで読んで知っている気になっているようなことが書いてある気がしていたのだが、油断していると、1/3くらいまで進んだ所で、だんだん何言っているか、どんどん分からなくなってくる。

    が、なんとか頑張って、最後まで、一応、読んでみました。

    やー、やっぱり難しいですね。

    この本が書かれた80年の時点で、ここまで広範な科学の分野の最新の成果を統合して、一つの話しにまとめあげる読解力と構想力にただただ恐れ入るのみである。

    たぶん、似たような本としては、スチュアート・カウフマンの「自己組織化と進化の論理 」、「カウフマン、生命と宇宙を語る」があるけど、それぞれ、95年、2000年に書かれているので、「自己組織化する宇宙」よりだいぶあとなんですね。

    で、「自己組織化する宇宙」のほうが、より統合しているジャンルの幅は、広いわけで、ほんとにヤンツの知的パワーに驚く。

    そういえば、こういった本では、お約束(?)のタオイズムや禅への言及があるだけでなくて、なんとドゥルーズ・ガタリのリゾームへの言及もあるんですね!

    のちに「千のプラトー」(1980)の序文となる「リゾーム」が出版されたのは76年である。

    なので、年代的な辻褄はあうのだが、オマケの話しという感じではなく、結構、中心的な議論のなかいに、リゾーム論が、すっかり消化されて、織り込まれているので、なんだか、すごいなー、と思う訳です。

    個人的には、本書のメインの本筋とはあまり関係ないところで、ちょっとした比喩で、自分のもっている課題に対する大きなヒントをいただいた。

    というわけで、★は5つにしたいところだが、まだまだ理解してないところが多いので、4つにしておく。

  • 文系の頭には難解。イーノがバイブルのようにしていた本だったはず。読んだ当時、コンティンジェントシステムは衝撃的だった記憶がある。

  • ネットワーク論、自己組織化論の最初の本。
    大学時代に読んだ20年以上前の本だが再評価。

  • 難しい分深い内容

  • 難解だそうだが

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