蜃気楼文明 新装版: ピラミッド、ナスカ、ストーンヘンジの謎を解く

著者 : ヘルムート・トリブッチ 渡辺正

• 工作舎 (1995年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[「書肆玉一」さんの感想 · 2013年1月19日]

1995．9．10．新装初、並、帯付
2013．1.17．松阪ＢＦ

[cronistaさんの感想 · 2011年7月6日]

　ピラミッドやナスカの地上絵、ストーンヘンジなど今なお謎の多い文明の痕跡を蜃気楼現象からとらえた衝撃的な本です。

　とくに気に入っている説はナスカの地上絵の章です。
　
　トンデモ学者のデニケンなどが宇宙船の滑走路と主張した広い直線の地上絵は、乾燥地帯であるナスカ地方の人々が蜃気楼によって起こる「呼び水」現象から水を引き入れようとした（祈った）水路であるという説には、もう感動するくらいびっくり。目から鱗の新説でした。
　
　ピラミッドもストーンヘンジの解説も非常に面白いです。

　今も主流の説にはなっていないですが、こんな視点も大事かと思います。

[モハルさんの感想 · 2006年3月9日]

ストーンヘンジのとこをレポートで使ったけど、すごい興味深かった。こういう視点から解くのもあるんだって思った。