ガラス蜘蛛

  • 工作舎
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (138ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875024118

作品紹介・あらすじ

クリスタルの潜水服をまとい、釣鐘型の水中の部屋を建設する。『青い鳥』のメーテルリンクが綴るミズグモの驚異。

感想・レビュー・書評

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  • これを仏文の枠に入れていいのか悩んだ。
    メーテルリンクといえば『青い鳥』。こんな本書いてるなんて全然知らなかった。クモ、生物全般、世界への深い愛情が伝わってくる。確かにクモって魅力的な生き物だよねぇ。
    そして私がいいなと思うクリエーターはみんなベルギー出身。メーテルリンクはあの美しいブリュージュの出身。クノップフの描いた街並みの中で水蜘蛛が動きまわる様子を想像すると、なんか夢の国に行けるみたいな、幸せな気分。

    ちなみに版元の工作舎さんは「博物文学シリーズ」と銘打ってとても魅力的な自然科学にからんだ本を出してくれてます。

  • まあまあ面白かったです。
    しかし読んだことがあまり記憶に残らないという;

    ミズグモ(=ガラス蜘蛛)のことを色々観察して書いてるエッセイ…だと思う。
    後半に著者の幼いころのエッセイがあってそっちが面白かった(ぁ


    科学的な本としてよりエッセイと読んでしまった自分。

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著者プロフィール

モーリス=メーテルリンク
1862年ベルギー生まれ。詩人、劇作家。代表作に、戯曲『青い鳥』『ペレアスとメリザンド』『マレーヌ姫』、エッセイ集『ガラスの蜘蛛』『蜜蜂の生活』など。1911年にノーベル文学賞を受賞。
第二次大戦中、ナチス・ドイツのベルギー侵攻にあい、ポルトガルからアメリカへ渡る。戦後、フランスへ戻り、1949年ニースにて死去。

「2013年 『青い鳥 (新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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