創造性の宇宙

著者 : 伊藤俊治 久保田晃弘 四方幸子 須永剛司 高橋士郎 永原康史 秦剛平 ジャン=ルイ・ボワシエ 前田ジョン 港千尋

• 工作舎 (2008年10月15日発売)

作品紹介・あらすじ

創世記、イスラム建築、天体写真、生態心理学、インタラクション、囲碁、オープン・クリエーション、ハイブリッドスペース、デジタル・クラフト、情報宇宙図…。情報デザインの新地平。多摩美術大学情報デザイン学科十周年記念論集。

感想・レビュー・書評

[Kayaさんの感想 · 2019年7月20日]

人間にとって、宇宙は一度きりしか与えられていない。逆に人間にとつてそれは「またとない」思考のための機会であるとともに、想像力の限りない源泉となった。

著者プロフィール

伊藤俊治（いとう・としはる）：1953年生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了（西洋美術史専攻）。東京藝術大学教授を経て、現在、同大学名誉教授。『ジオラマ論』でサントリー学芸賞受賞。その活躍の場は写真論に限らず、ひろく20世紀のテクノロジー論や肉体論にまで及び、『写真都市』『トランス・シティファイル』『生体廃虚論』『電子美術論』『バリ芸術をつくった男』など時代の感受性を反映する著作を多数発表しつづけている。

「2022年 『増補　２０世紀写真史』 で使われていた紹介文から引用しています。」