賢治と鉱物

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  • 工作舎 (2011年7月23日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875024385

賢治と鉱物の感想・レビュー・書評

  • 孔雀石の空、玉髄の雲…宮澤賢治の作品を彩る鉱物を色ごとに紹介。科学者による美しい写真と最新の鉱物解説とで、賢治の世界をより深く知ることができる。鉱物53種カラー写真109点収録。
    「工作舎」HPより

    ブックカフェに置いてあったので手に取ってみた.鉱物と宮沢賢治さんがよんだ詩が一緒に紹介されている.
    写真がとても奇麗なのと、賢治さんはこの奇麗なものを愛でたのだなと思った.

  • 「石っこ賢さん」と呼ばれたほど石が好きだったという宮沢賢治の作品に、自然や心象風景を表すのに多用された「鉱物」を、その作品の一文とともに紹介した写真集。鉱物なんてジュエリーくらいでしか興味がなかったけれど、石っこのなんと多彩で美しいこと。眺めているだけでちょっとわくわくした。そして大好きな石っこを使って自然や人の心の美しさや怖さを表現し、独特の世界観を創り上げた宮沢賢治の才能にあらためて驚く。唯一無二。デザインが懲りすぎてて読みづらかったのが難点。

  • 子供の頃に持っていた鉱石標本を思い出した。
    磨いていない石は宝石と違ってひと目を引く美しさはないけれど、不思議さは宝石に数倍する。こういう石がどうして地面の下に埋まっているのだろう、どうやってできるのだろう、といつまでも眺めていた。
    不思議さに惹かれる心に文系も理系もないな。

  • 宮澤賢治の作品の中には
    賢治が愛して止まなかった鉱物が幾度も登場します。
    そして、その色が鉱物の名前のミステリアスな響きとともに
    短歌なら、調のリズムになり、
    物語なら、どんな色なのだろうと、ますますその意味合いや
    色合いに読者の視点が凝縮され、
    深い情感にもつながっています。
    この本は、たくさんの鉱物の名前、
    賢治が作品中で使った名前(時には間違ったまま使っているとこもあり、それはあえてしてるようにも、見える)
    鉱物の魅力的なアップの写真と
    もちろん!!!!賢治の作品中での使われ方が
    掲載されています。
    音が響くような1冊。

  • 玉髄の雲とは?大とかげの雲が浮かぶ琥珀の空とは?孔雀石の天椀とは?どんな空なのか?美しい写真がそんな想像の助けになります。また、海底の堆積物がプレートの相対運動によって、一瞬のうちに地底20Kmに引きずり込まれ、即座に地上まで押し上げられる目まぐるしい化学変化や、火山噴火の熱水の通り道に浸透した羊水のような地下水の中で結晶がゆっくりゆっくり成長したり、鉱物の誕生は規模も時間もスケールがダイナミックで、今地球上にあるものも、長い時間の間にやがて一つの元素に戻るんだろう、皆、地球の一部なのだと思いました。

  • 宮沢賢治の作品と実際の鉱物の写真を対比させながら紹介されていて、宮沢賢治の鉱物の知識に驚かされます。

  •  宮澤賢治の文章と鉱物の説明と写真、宮澤賢治の文章から鉱物のイメージを感じることも出来るし、鉱物の説明と写真から宮澤賢治の表現を味わうことが出来た。
     両方が好きな私にとってはとてもよかったです!

  • とにかく、キレイ!

    捲ってみて下さい。本当にキレイな鉱物図鑑です。
    宮沢賢治の作品に描かれたたくさんの鉱物。
    知れば作品がより楽しめます。(院生アルバイトスタッフ)

  • 宮沢賢治の世界と鉱物図鑑の見事な融合。

  • 3/19 読了。
    鉱物の写真が綺麗。

  • 賢治+鉱物の最強の一冊。
    石に興味をもったのはもちろん宮沢賢治から、という根っからの文系には最適だった。
    賢治の作品の引用とともに鉱石の写真を見ることができるため、イメージが膨らみやすい。

  • 友人ふたりからのお誕生日の贈り物。宝物です。

  • 孔雀石の空、玉髄の雲…宮澤賢治の作品を彩る鉱物を色ごとに紹介。科学者による美しい写真と最新の鉱物解説とで、賢治の世界をより深く知ることができる。鉱物53種カラー写真109点収録。

    まず、全編にわたって展開される鉱物の美しさに目を奪われてること間違いなし。さらに、それら鉱物名が引用されている賢治作品の一節を読むことで、あたかも作品がきらきらと輝いて見える。

    本書は写真家川内倫子が2012年「この1年で読んでよかった本」として取り上げられたが、昨今の鉱物ブームの中どんどん注目されるものとなることは間違いない。文学的科学読み本として、また理系文学読み本として楽しく読むことができる一冊だ。

  • 端整な写真と静謐な解説文。鉱石の持つ世界を相応しい形で本にしたらこうなるのでは、という図鑑。

  • あかん。めっちゃときめいた!
    賢治すきーの鉱物すきー、は間違いなく読むべし。
    引用を踏まえつつ、鉱石について教えてくれます。
    鉱石の説明自体はそれほど深くないけれど、そのぶん数はあります

  • ★P.N ぐすこーぶどり さんのおすすめコメント★

    『銀河鉄道の夜』でおなじみの宮澤賢治。彼の書く物語には様々な鉱物が描写表現として使われています。
    鉱物についてちょっと詳しくなれる一冊です。
    宮澤賢治の物語の抜粋を所々にちりばめているので、これを読めば賢治の心象をのぞくことができるかもしれません。

    OPACへ ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=9000800667

  • 宮沢賢治作品に登場,表現される「石」の場面と「石」そのもを写真付きで解説

    賢治作品に触れた事のある方にはお勧めです

    「石」の色ごとに章で区切られ、
    巻末には作品索引、事項索引、用語解説もアリ
    本文は地質学者
    写真・鉱石解説は鉱物学専攻が担当

  • 図書館
    宮澤賢治作品に登場する鉱物を二段構成で紹介。
    作品と鉱物について、と鉱物そのものの解説。
    写真も多くて綺麗。

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賢治と鉱物の作品紹介

宮澤賢治の作品には鉱物が数多く登場し、魅力の一つとなっています。賢治が愛した鉱物たちを色ごとに紹介し、美しい写真と詳細な解説がつきました。珠玉の言葉からひもとく鉱物の世界へ。

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