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- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784875024385
感想・レビュー・書評
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そう。そうなんだ。やっぱり宮沢賢治作品を読むときには鉱物たちの知識があればまた変わってくるんだ。
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宮澤賢治の作品の中には
賢治が愛して止まなかった鉱物が幾度も登場します。
そして、その色が鉱物の名前のミステリアスな響きとともに
短歌なら、調のリズムになり、
物語なら、どんな色なのだろうと、ますますその意味合いや
色合いに読者の視点が凝縮され、
深い情感にもつながっています。
この本は、たくさんの鉱物の名前、
賢治が作品中で使った名前(時には間違ったまま使っているとこもあり、それはあえてしてるようにも、見える)
鉱物の魅力的なアップの写真と
もちろん!!!!賢治の作品中での使われ方が
掲載されています。
音が響くような1冊。