元禄心中記〈天の巻〉

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著者 : 栗本薫
  • 光風社出版 (1995年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875193821

元禄心中記〈天の巻〉の感想・レビュー・書評

  • 元禄無頼の続編で、同じ時代の心中に関するものを集めたもの。
    心中といっても,男女と限らないところが栗本薫の流儀。

    筆者が栗本薫でなければ,この分野は読まなかったろう。
    読んだというか,斜め読みです。

    「やおい」という言葉が有るが、山はあるし,落ちもついている。

    江戸時代の物語。
    武士社会の怠惰な生活を描写している。
    栗本薫らしい世界。

    栗本薫が誰に一番親近感を持っているか。
    栗本薫が誰に一番あこがれているか。
    どういう生き方を良しとしているか。
    それが意味なのだろう。

    細かいところに言及する気にはならない。

  • 江戸五代将軍綱吉の御代。確固となった治世に引き換えたかのような数多の悲恋で胸が痛くなります。
    こちらも地の巻同様、重臣柳沢保明が陰に日向に登場・活躍します。よしながふみの「大奥」もまさにこの時代で登場人物もかぶってますね。元禄時代っていうのは彼女たちのような作家の創作魂を引き寄せるものがあるみたいです。
    少年たちのハレムである松蔭組っていうのは実在したんでしょうか…。まさによしなが版「大奥」のリアル版ですね。
    誠実でまっすぐな気性の同心×清純上品だけど薄幸美少年の「小日向心中」が切なすぎました。

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