銀河鉄道の夜 (宮沢賢治絵童話集 (13))

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著者 : 宮沢賢治
制作 : 東 逸子 
  • くもん出版 (1993年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (77ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784875767138

銀河鉄道の夜 (宮沢賢治絵童話集 (13))の感想・レビュー・書評

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  • 心の深い深いところに、つあーん と響いて、子供のころ初めて読んだときからずっと底からはなれない作品「銀河鉄道の夜」。
    先日、京都大丸の宮沢賢治展で、この絵本のタイトルページの、紺碧の星空に軌跡を描いて走る汽車の絵の原画を見てからというもの、どうしても手元においておきたくなって、取り寄せてしまいました。
    児童書、文庫版、映像作品・・・いろんな形態で世に放たれ続けている作品ですが、東逸子氏の挿絵と賢治の世界が調和した静謐で美しいこの絵本は、それだけで宝物のようです。

  • 2017.10.18読了 図書館
    リーディングライブの予習のために読みました。
    宮沢賢治の代表作です。賢治独特の言い回しがあり、音楽のような文章だな、という印象でした。
    「ほんとうのさいわいは一体何だろう」という問いの答えはまだ見つかりませんが、考えていきたいです。
    リーディングライブを聴いて、もう一度読み返したくなりました。

  • たくさんの時が流れ
    空間、そして時間が遠くを持っていたとしても
    いつか、ほんとうは届く
    素晴らしい表現に出会ったとき人は
    数えても数えきれない音や色を 心に映し、瞬く
    とても綺麗

  • 図書館。昨年10月に 画本 宮沢賢治シリーズの銀河鉄道の夜を読んだときに、他の版もいろいろ読み比べたいと思っていたので、図書館で見かけて手に取る。画本よりも、こちらの方が私は読みやすかった。画本が絵をバックに文章が書かれているのとは違い、こちらは絵のページは見開きまるっと使って絵のみで、文章と絵が全く違うページにあっのだが、それが私には読みやすく感じた。刺繍のイラストのものや、藤城清治さんの影絵のものも、早く読んでみたい。読み比べて、一番好みだったものを手元に置きたい。2017/6/29

  • 以前に読んだのは大分前だったけどテレビで特集していたのでまた読みたくなったので久しぶりに読んでみました
    あの頃は話からなかったところや思い違いをさはていたところもあったりしてまた新鮮な気持ちで読めました
    この本はイラストも綺麗で幻想的な物語の雰囲気にぴったりでした

  • テレビで紹介されてたので初めて読んだ。読みづらい箇所もありつつ、やはり最後のカムパネルラとの別れが衝撃。また、そこで終わるのかという置いてきぼり感を味わった。

  • 銀河鉄道の夜ってなんとなく知ってて読み返してみたら、そのなんとなくの通りでびっくり。

    そっちよりも
    宮沢賢治が裕福な家だったのが意外。
    百姓、教員、病没、質素な生活とか、貧しいイメージだけど
    菜食主義を選べる時点で余裕はあるってこと。
    金で解決してたこと結構多いのかも。
    どうもwikiの感想に傾いちゃってる。。

    この話未完だったこともびっくり。

    挿絵が美しい。
    宮沢賢治の世界をさらに美しくしている。

    カンパネルラが死んでいて死後の世界へ行く鉄道。
    不思議な乗客達。
    ジョバンニも山で寝るとか死にかけていたんじゃないのかな。

    勝手に冬のイメージだったけど、氷山にぶつかって沈没とか出てくるし、川に落ちてとか。
    でも
    天の川とかサザンクロスとかだから夏の話だったのかなぁ。
    カラスとカササギを女の子が見間違えていたけれど、
    カラスは黒いし、良いイメージではないだろうし、
    カササギも黒と白だけど外国では泥棒だったり死を連想させたり、その辺も意味があるのかな。

    ほんとうの幸いって何だろうね。

    みんなはねずいぶん走ったけれども遅れてしまったよ。ザネリもね、ずいぶん走ったけれども追いつかなかった。

  • 彼方で鳴り響く警笛が聞こえるくらい、そっとどこかで交わされる約束が聞こえるくらい静かな時間に本を開く。
    冷たい果実、澄みきった硬水、煌びやかな鉱石。
    宮澤賢治の言葉は私の思い描く宇宙そのもの。この物語にこめられた祈りにどれほど救われてきたことだろう。やさしい眼差しにどれほど慰められてきたことだろう。少年たちの乗る列車は私の抱える喪失感を乗せて、空の彼方へ運んでくれる。
    けれどもそれで終わりではない。流星に変えて私のもとへ還してくれるから、風の中に誰かの気配を感じたような気がして心穏やかに本を閉じることができる。

    挿絵は東逸子さん。どれも綺羅星をちりばめたみたいな素敵な絵。

  • 賢治の鉱物的な光の世界を描くなら、きっと東さんの右に出るひとはいないと思う。
    何度読んでも、銀河鉄道の夜からはほんとうを考え続ける賢治のひたむきな情熱が聞こえてくる。最近の編集では、第四次稿をひとつの完成形として収録するようだ。未完という状態、印刷やページの都合もろもろあると思うが、やはり、第三次稿までの流れを汲まれた1961年の新潮文庫版が一番あたたかい。博士の励ましとジョバンニの力強い決意がないのはやっぱりどこかぽっかり穴が開いたみたいにものさびしい。
    最も印象的な挿絵はカムパネルラとジョバンニが向かい合うあの絵。ぼんやりとした車内がふたりの存在と窓の外、天の川をみせてくれる。ふたりのニュートラルでどことなくアンニュイな表情が、賢治の独特な平仮名の邪魔をしない。かといって、賢治の描く色彩あふれる世界に劣らない、光加減。描くというよりは、浮かんでいる感じ。そして、やわらかい曲線が支配する画面がニュートラルな人物の表情に関わらず、つつみこまれるような世界のあたたかさを教えてくれる。

  • なんて悲しい……カムパネルラ……
    究極の自己犠牲とは
    誰かのためにできることとは
    考えさせられる

    そして銀河鉄道に無理矢理乗せられて、気がつけば置き去りにされている
    そんな気分

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