死の処方箋: 人はなぜ苦しむのか?

著者 : ラム・ダス 大島陽子 片山邦雄

• 雲母書房 (2003年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は、三十年以上にわたり、世界中で講演活動をおこなってきた著者の講演のなかから、老いと苦しみ、死、奉仕、社会、ビジネスといったテーマに関する講演の一部を選び、編集したものである。

感想・レビュー・書評

[ナモ・ヴェマーヤさんの感想 · 2009年6月23日]

ラム・ダスは、ヒッピームーブメントを先導したバイブル「ビーヒアナウ」の著者である。様々な社会奉仕活動の最中、1997年に脳卒中で倒れ、右半身麻痺と失語症になるが、自らを襲った病を“過酷な恩恵”と名づけ、公演活動を続けている・・・。本書はこの公演を編集したものであるが、「ビーヒアナウ」を読んだ者として神に近づいた著者がなぜ、“過酷な恩恵”を与えられるのか。本書にその疑問の「答え」がある。