ありがとうのき (みんなのえほん 17)

著者 :
  • 教育画劇
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876920419

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  • 優しい話でほっこりする。

  • ちょっとベタという気はした。

  • 寒い冬の日。
    くまが帰り道で手袋を落としてしまう。
    その後をうさぎが通り、手袋を見つける。
    寒いので借りて家まで帰る。
    うさぎは自分の耳当てを持って、手袋を拾った場所の近くの木に手袋と耳当てと、手袋をかりました。耳当ても使ってくださいという手紙を置いて帰る。
    その次にはきつねが通り掛かり、使ってくださいという手紙を見て、手袋と耳当てを借りる。
    家に帰ったきつねは自分の襟巻と手紙を持って木のところへ向かう。
    狸はオーバー、リスは帽子、ネズミは長靴を置いていく。
    最後に、落とした手袋を探してくまが戻って来る。
    くまが見ると木はクリスマスツリーのように手袋やマフラーで飾りつけられている。
    このままでは木も重いだろうと、くまは一旦家に帰り、木材を持ってきて箱を作り、そこに「ありがとうの木」と書いて中に手袋やマフラーを入れるのだった。

    借りたら自分もお返しを。
    思いやりから出来たツリーようになった木が素敵。

  • チビ1号。幼稚園にて。
    くまさんの手袋から始まった“ありがとうの「き」”。
    感謝とお礼と優しさの連鎖がとても気持ちをあったかくしてくれました。

著者プロフィール

昭和22(1947)年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。大学在学中より童謡・童話の世界を志し、童謡詩人佐藤義美、まど・みちおに師事。昭和57年、童謡集『ほしとそらのしたで』で、第12回赤い鳥文学賞を受賞。自身の創作活動の傍ら、学生時代い出会った一編の詩に衝撃を受け、その作者である童謡詩人金子みすゞの作品を探し続ける。16年ののち、ついに埋もれていた遺稿を見つけ『金子みすゞ全集』(JULA出版局)として世に出し、以後その作品集の編集・出版に携わっている。

「2020年 『金子みすゞ童謡集 このみちをゆこうよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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