- Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
- / ISBN・EAN: 9784876920556
感想・レビュー・書評
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町で宝石強盗してきた大男が逃げ込んだ森の中に小さな家が
押し入った男はみんなのご飯を平げ眠ってしまうが、おじいさんは只者じゃないと思いつつ、男をくまさんと読んで好きにさせる
暇を持て遊び出した男は徐々に家の事を手伝う様になり、ある日宝石のことをおじいさん告白する
道徳的ではありますが、良い話です
読み聞かせ時間7分くらい
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2さつあります。
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本当にやさしい絵本です。
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泥棒の大男が街で宝石を盗んで森の中に身を隠す。
小さな小屋を発見し、中に入ると、動物たちが襲い掛かってきた。
おじいさんがいて動物の世話をしているのだった。
おじいさんは泥棒を見て只者ではないと思いつつも、クマさんと呼び、料理を薦める。
泥棒はクマではない、と言うがおじいさんはいいや、クマさんだ、と言う。
泥棒はみんなの分の料理も一人で勝手に平らげ、そのまま寝てしまう。
翌朝、泥棒が目を覚ますと、おじいさんが怪我をして治った動物たちを森に離していた。
しばらく、一緒に過ごすうちに泥棒はおじいさんと自分を比べ、おじいさんに盗んだ宝石を分けてあげようとする。
おじいさんはドロップだと思うが、宝石だと知り、自分には必要ないと言う。
しばらくして、泥棒は街に降りて行った。
数年経ち、大男が山に登って行く。
クマさんだ、と言い小屋のドアを開けると、おじいさんがベッドで寝込んでいた。
クマさんはおじいさんの看病をする。
そうして、長い時間が経つと、森の小屋で動物たちの世話をするおじいさんがいる。
それはあのクマさんだったのだった。
いい話。
心が温まる。 -
男の人はどろぼうだけど、さいごにおじいさんをたすけていたので、いい人なのか悪い人なのか、わからないところがおすすめです。
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やさしさに包まれていると、人って変われるのかなァ?
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2003年度 5年生 1月 8分
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町で宝石を盗んだどろぼうが怪我をして、森の中に逃げ込みました。
森の小屋には動物の世話をする、一人のおじいさんが住んでいました。
どろぼうはおじいさんに対して威張り散らすんだけど
おじいさんはどろぼうを「くまさん」と呼んで、怪我の理由も聞かずひたすら優しく接します。
その優しさに少しだけ心を開き、怪我の手当てをしてもらったお礼に
宝石をおじいさんにあげようとするけど、断られてその晩泥棒は考え込みます。
改心した泥棒は、おじいさんの前から姿を消し、宝石を返しに行きます。
泥棒がまた森に戻った時、おじいさんは高齢のため寝込んでいました。
どろぼうはおじいさんの看病をします。
時が過ぎ、森には一人の男が動物と暮らしていました。
それは、あの泥棒なのでした。
これも、大学のサークルで知ったお話。
どろぼうだけでなく、読み手(私)のすさんだ心も清らかにしてくれるような
あったかいお話です。
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天下の大泥棒が、宝石をざっくざっ盗み
逃げてきたのが…森の中。
森の中で、動物たちと助け合いながら
くらしていた、おじいさんの小さな家をみつける。
おじいさんは、大泥棒の姿を見て
ただものではないなっと判断。
そこで、やさしく声をかけた。
「これは、これは、くまさん。ようこそ!」
大泥棒は???
動物たちと、やさしいおじいさんと
森の中で暮らし始めた大泥棒。
大泥棒の心にも変化が…