バッテリー (教育画劇の創作文学)

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制作 : 佐藤 真紀子 
  • 教育画劇 (1996年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876925810

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バッテリー (教育画劇の創作文学)の感想・レビュー・書評

  • 天才ピッチャー原田巧とキャッチャー長倉豪の成長の物語。
    中学生というゆれる年代を野球を通してキレイにうつしているカンジです。
    「キレイにうつす」というのは「そのまま」ってことです。
    いわゆる野球のおはなしではないので、試合の結果とかは関係ないんですが、
    やはり最後の試合の結果はこれからのみんなの未来をそれなりに象徴しているように思えるので
    きちんと書いてほしかったな。
    そこが消化不良。

  • この本を最初に読んだのは中学生の頃だった。当時から小説を書いていた私は、巧のまっすぐで孤高な姿に親近感を抱いていた。それから時を経て昨年アニメ版が放映され、物足りなさを感じたので、一年越しに再びこの作品を手に取った。やはり巧に自分を重ねる部分が多くて、中学時代から変わっていないなあと実感する。それでも洋三の「野球は楽しむもんじゃ。それだけじゃ。楽しまんと野球やっとってなんになる。つぶれるだけじゃ」という台詞にハッとした。野球ではないけれど、日々創作に向き合ううちに見失っていたものを教えてもらった気がした。

  • 豪すげー

    TVでアニメを見たけど、
    アニメにはなかったことが書いてあって、
    本の良さがわかった

  • 映画をテレビでやっていたのを観て、おもしろかったので、読んでみる。
    当時はなんか売れすぎてて、そのうち読もうと思っていたが、結局読んでなかった。

    主人公である巧が、主人公なのに、意外と感情移入しにくい。
    なにこの子?的感情が少し入ってしまう。
    なまじ弟やらキャッチャーやらの人間性が深いもんで
    余計に大丈夫か?感あり。
    ただ、それも親が弟にかかりきりになって、
    誰も自分のことをみてくれない、という環境の中、
    ひたすらに自分の才能とだけ向き合ってきた、という
    よく考えるとなかなか子どもにとっては
    痛々しい状況によるものであるようで、
    これから、他人と関わっていく中で、きっと成長していくんだろうなあっという予感はあるので、そこに期待。
    なんてったって、まだ小学卒業したばっかだしねえ。
    それを思えば、なんか皆大人すぎ?
    私がその頃ってもっとなーんも考えてなかったような気が・・・・。

  • アニメ化記念で再読。
    リアルタイムで読んだわけではないのだけど、それが逆に良かったんかもな。オトナが読んでモジモジする話じゃ。
    青波かわいいわー。どうしても「あおなみ」と呼んでしまう。ブルーウェーブとか薮とかポケベルとか、時代を感じる。イチローがまだ現役という凄さよ…!

  • 巧の肩肘を張ったような、まわりを冷めた目でみてるような態度は、いろいろ揺れ動くし巧なりにその年齢では最大限の行為なのだろうな、と思う。けど、身近にいたら少し距離をあけたくなるかもしれないと思った。

  • 久しぶりに再読。

    思春期まっさかりの12歳の少年たちと野球。すばらしい。

  • 2016年06月05日読了。

  • 2016年7月からアニメ化…。
    すでにコミック・映画・ドラマになっていて、YAのメディアミックスの先駆けみたいなものだったかなぁ。
    そして原作のこちらはもう20年前になるのか(@@)
    初めて読んだ時のドキドキとか、この本の話で盛り上がった子たちとか思い出すなぁ。(i44)

  • 中学への進学を控えた3月。
    両親の仕事の都合で、両親の出身地、中国地方の地方都市、新田へと越してきた巧。
    凄腕ピッチャーで、評判にたがわない高い投球力を持っているだけに、自尊心も高く、さらに思春期特有のツンツンした感じが、イライラさせてくれる(笑)
    巧もすごいんだろうけど、わたしとしては弟の青波(せいは)のほうが気になって仕方ない。

    ここで出会った豪という少年と、巧はどんなバッテリーを築き上げていくんだろうか。

    児童文学らしく、読みやすく、さくっと1巻を読み終わってしまいました。

  • 「バッテリー」というタイトルから、ただの青春スポーツ小説と侮れないのがこの作品。
    主人公だけじゃない、登場人物たちの丁寧に描かれている心情は、読み手の心に何か深いものを伝えてきます。
    とにかく面白い!そして深い…。
    ラストの続きがとても気になるこの作品。ついスピンオフまで手に取りました。

  • ”「野球っていうのは、ひとりじゃできんから」”

    何事も、自分一人で成り立っているわけではなく、
    周囲の」理解、支えがあってこそのものなんだなぁ・・・と、
    考えさせられます。

  • 以前、読みかけて挫折したのは、巧が痛々しいというか、なんでこいつはこんなに肩肘張ったやな奴なんだ、と思ったからだったか。
    今回読み通して、他人の複雑な感情に煩わされたくない、自分は自己研鑽して努力している、できないやつはそれができてないから自業自得、…なあたり、あと、勝手に自分のことを決めつけてくれるな、みたいなところには共感できるし、こういうやついるよな〜、と思う。
    こういう才能を持ったヤな奴が、ブレークスルーすると本当にすごい奴になるんだろうな。それを描いて行くのか。
    それにしても、The MANZAIといいこの作品といい、始めから読み切りとしては書かれていないのか。

  • 再読。
    いつ読んでもいい!!

  • 読んでた当時も今も、巧のことは大好きなんだけど、出会ったばかりの明るい豪ちゃんが大好きだったから、彼がどんどん暗くなっていくのが苦しくてたまらなかったな。

  • 児童書の定番なのに初読み。

    春休みだけの短い物語なのに、この年頃のいろんな思いがぎゅっと詰まってます。あまり野球が好きではないので、敬遠していましたが、以外にも1巻では野球シーンはほとんどなく、野球に詳しくなくても、知らない人でもすんなり読めますよ。

    巧は思春期真っただ中で生意気さ全開だけど、あの自信はある意味うらやましい。今後のふたりのバッテリーの成長が楽しみ。

  • あやの中で空前の野球ブームがきてます。
    ROOKIESからはじまって、タッチ、H2、バッテリーときました!
    野球とゆーのは奥が深いですねぇ。あとドラマにしやすいみたいだね。他のスポーツより圧倒的に題材になってるよね?

    そして、題材にするならやっぱりバッターよりピッチャーなんでしょうか。たっちゃんも比呂も巧もピッチャーだし(あにやも)。
    そいでショート、セカンドあたりはキーパーソンっぽい人がくる気がする。
    野球とドラマの関係とか誰かうちのゼミで調べてくれないかな。


    さてさて、本題です。

    巧やばい!めっちゃかっこいい!こんな中学生(てか最初は小学生)いるはずない!!

    「そうだ、本気になれよ。本気で向かってこい。子供だとか大人だとかそんなの忘れて俺の球だけ見ろよ」

    参りました。
    子供であることの不自由さって絶対誰でも感じていることで、でも誰もが巧みたいに武器があるわけじゃなくて、なにもできなくて我慢してる。
    はけ口がなくて、からだの中でぐるぐる暴れまわってる気持ちを、巧はすかっとさせてくれる。

    ていうか、もうあの自信過剰さと生意気さがやばいーきゅんきゅん。


    一方、そんな巧に惚れ込んでしまった豪ちゃん。

    試合に出たくて野球部の恐怖政治を我慢しようとしたり
    巧の球に置いていかれる日がくることを怖れたり
    でもやっぱり巧の球がほしくてミットを構えてみたり

    巧とちがって、豪はなんかすごく人間くさい。


    前半は巧の成長、後半は豪の成長というところでしょうか。
    うん、全体的にめっちゃおもしろかったんだけど、この構成がイマイチいただけませんでした。

    前半は巧を通して大人と子供の対立が描かれて、すごくリアルな感情が描かれてたし、焦点もしっかりしてたし、めっちゃ良かった。
    なのに、そのテーマが不完全燃焼なまま、後半にいっちゃったかんじ。
    後半は、巧(天才)に対する豪(凡人)の葛藤、それに戸惑う巧ってかんじかな。
    なんだけど、あんまり焦点がしぼれていないというか、巧の問題点とか、前半の不完全燃焼だったテーマとかがちょっとずつ入ってきてよくわかんない感じになってる気がする。
    もったいない・・

    というか、やっぱり巧と豪は同じ方向を向いていてほしかった。
    ふたりで向き合って、お互いしか見えなくなって、それってどうなんだろう。
    確かに巧は前から投げること自体が大切で、チームとか試合とか顧みないところがあったけど・・
    それを豪が変えていくはずだったのに、豪まで巧の球しかみえなくなっちゃったらだめじゃん。


    うーん、なんかすっきりしない終わり方でした。
    前半がものすごくよかっただけに残念・・

  • 【バッテリー】 あさのあつこさん

    父親の転勤で広島に来た巧と青波の兄弟。
    勝気で負けず嫌いの巧は小学校時代少年野球でピッチャーとして優秀な成績を残した。中学に入ってからも野球で全国大会を目指している。
    青波は巧とは異なり病弱であったが、天性の明るさを持ち機知の働く子どもだった。

    田舎の少年野球をバカにしていた巧の前に永倉豪という少年が現れる。

    彼は体格も大きく豪放磊落な性格であった。
    巧の才能を高く評価し、そして欠点もよくわかっていた。
    豪は巧となら全国も目指せると信じていた。

    また巧も自分の本気の球を受けられるのは豪しかいないと感じ始めていた。



    映画にもなった本。一番最初に「バッテリー」が映画になったと聞いた時は
    大島やすいちさんの漫画「バツ&テリー」と思っていたので強く印象に残っています。
    小憎たらしい長男の巧の言動とひょうきんな青波の方言がいい味をかもし出してます。この本は続きがあるのかなぁ・・・
    続きのありそうな終わり方でしたけど・・。

  • 娘が借りてきたので読んでみた。
    天才少年ピッチャーの孤高っぷりと、彼をとりまく人々の心の揺れを描く。感想は最終巻に。

  • 読みやすくさっぱりした印象の本。野球少年の話ですが、野球を知らなくてもすんなり読めます。
    無理のないストーリーで過剰な盛り上げも無く退屈でもない。本当に12歳の男の子らしい感じがする独特の雰囲気です。

  • 子供が借りていたので、なんとなく私の方が読んでみたら・・・おもしろかった♪
    子供なら登場人物の子供目線で読むんだろうけど、私は親世代。
    お母さんやおじいちゃんの言う事のほうに共感して読みました。
    あっ?!でもこのお母さんはハッキリ言って苦手です。
    お父さんも今の所「もっと子供に関心を持ったらどう?!」と、説教の1つもしたくなるカンジです(笑)
    みんながどう変わっていくのか、変わらないのか続きが読みたいです!

  • 好きな作品です。現実の中学生とくらべて清らかすぎるかもしれないけど,主人公の巧(たくみ)はストイックで野球センス抜群のピッチャー。田舎の学校ならクラス女子の半分は惚れる(笑)。
    でも私の一番のツボは弟の青波(せいは)でした。ほっとけないかわいさ。続き全巻+ラストイニングまで,飽きずに読めました。

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バッテリー (教育画劇の創作文学)の作品紹介

「あいつ、才能ありますよ。永倉となら、バッテリー組めるから」たぶん、最高のバッテリーになる。なんの前ぶれもなく、そんな思いが胸をゆさぶった。身体の中で、なにかがはじけたほど強く、思った。

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