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- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784876981878
作品紹介・あらすじ
プラトンと並ぶ愛弟子が、在りし日の師に思いを馳せ綴った「追想記」の新訳。ソクラテス言行録第一弾。
感想・レビュー・書評
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アリスティッポス先生への説教おもしろい。ちょっと誤植っぽいのがめだつ気がするけど、まあ私はそんなこと言える人間ではない。
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発表されていたのかもしれないが、本人が納得いかない、もしくはソフィストの陰謀によりすべて焚書にしたか定かではない。とはいえ、愛弟子であるプラトンや孫弟子のアリストテレスはいくつもの哲学書を発表しているがその源流がソクラテスにあることは紛れもない事実である。
本書は数少ないソクラテスのことについてつづった一冊であるが、愛弟子の一人であるクセノポンがソクラテスの「生の声」を書き留めている。ソクラテスの功績を何としてでも残しておこうという執念が強く、かつソフィストや宗教に反旗を翻しながら、本当の意味で「哲学」を追い求めたソクラテスが描かれている。
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