シュミッツ現象学の根本問題: 身体と感情からの思索

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  • 京都大学学術出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876986071

作品紹介・あらすじ

現象学の新しい地平を拓くヘルマン・シュミッツの全体像。

感想・レビュー・書評

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  • シュミッツ現象学の導入。「どうにも解釈を加えられない受動的なもの」としての現象自体への肉薄、内閉的な自我観からの脱却、他者をある事象のアプリオリな可能性の条件に還元せずに、具体的な経験を語れるように開いておくこと(しかもそれが基礎づけとちぐはぐにならない)、など。そこらへんのメッセージ性は先生の口ぶりを何となく思い出させる。
    個別に読み返すところ多し。

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著者プロフィール

龍谷大学、関西大学、摂南大学非常勤講師。
1966年名古屋市生まれ。
1997年京都大学大学院人間・環境学科博士後期課程修了。
主な著訳書
『新現象学運動』(共編)、『雰囲気と集合心性』(共著)ほか

「2002年 『シュミッツ現象学の根本問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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