古代ギリシア地中海への展開 (学術選書 16 シリーズ:諸文明の起源 7)

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  • 京都大学学術出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876988167

作品紹介・あらすじ

世界の古代文明のなかで、ギリシア文明ほど現代社会に大きな影響を与えているものはない。しかし、その古代ギリシア文明が、地中海をとりまく他文明とのさまざまな交渉を通じて形成されたことは、あまり知られていないのではないだろうか。本書では、ミケーネ時代からヘレニズム時代にいたる重要なトピックを掘り下げながら、地中海を舞台とする古代ギリシア文明の雄大な歴史を鮮やかに描き出す。

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    世界の古代文明のなかで、ギリシア文明ほど現代社会に大きな影響を与えているものはない。
    しかし、その古代ギリシア文明が、地中海をとりまく他文明とのさまざまな交渉を通じて形成されたことは、あまり知られていないのではないだろうか。
    本書では、ミケーネ時代からヘレニズム時代にいたる重要なトピックを掘り下げながら、地中海を舞台とする古代ギリシア文明の雄大な歴史を鮮やかに描き出す。

    [ 目次 ]
    第1章 古代ギリシア文明へのアプローチ
    第2章 ギリシア文明の起源―ミケーネ文明
    第3章 岐路としての初期鉄器時代
    第4章 空間の拡大
    第5章 メディアとコミュニケーション
    第6章 共同体の構造
    第7章 領域の世界
    第8章 宗教と政治
    第9章 ジェンダーとセクシュアリティ
    第10章 ヘレニズム文明への変貌

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    [ 参考となる書評 ]

  • 作者の方が一般向けに書かれた他の本が面白かったので、背伸びしてこの本に挑戦!
    …ほぼ敗退しました。(苦笑)
    決して「読みにくい」訳ではなかったけれど、覚えきれない固有名詞が次々と出てくるので、最後迄読み通したものの、果たしてどれだけ理解出来たか…。
    やはり大学出版会のものは難しい〜!でも索引とか、参考文献とか、旅行前には再利用させて頂きマス。

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著者プロフィール

名古屋大学大学院人文学研究科教授
1962年 神奈川県生まれ
1992年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学
1993年 東京大学博士(文学)
名古屋大学文学部助教授を経て2005年より現職
主な著書
『図説 ギリシア ─ エーゲ海文明の歴史を訪ねて』(河出書房新社)
『ギリシアの考古学』(同成社)
『ギリシアを知る事典』(共著、東京堂出版)
『世界歴史の旅 ─ ギリシア』(編著、山川出版社)
『物語 古代ギリシア人の歴史 ─ ユートピア史観を問い直す』(光文社新書)
『古代ギリシア遺跡事典』(共著、東京堂出版)
『世界各国史 ─ ギリシア史』(共著、山川出版社)
『古代ギリシア ─ 地中海への展開』(京都大学学術出版会)
『ナイル世界のヘレニズム ─ エジプトとギリシアの遭遇』(名古屋大学出版会)

「2020年 『ギリシア案内記 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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