イネの歴史 (学術選書 38)

著者 :
  • 京都大学学術出版会
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876988389

作品紹介・あらすじ

コシヒカリ、あきたこまち、ひとめぼれ、…われわれの生活に欠かせないコメ。その栽培はいつどこではじまり、どのように広まったのか?品種改良はいかにして進んだのか?日本から中国、インドまで各地を調査し、原生野生種の遺伝子を栽培種とくらべるとともに、農耕遺跡を訪ねて過去のイネの特徴を調べる。分子遺伝学と考古学、フィールドワークと実験室のコラボレーションが数々の謎に挑戦する。

感想・レビュー・書評

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    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    本書を読むと自分たちが普段感じている稲や米というものがごく一部だったのだということに気がついた。
    特にジャポニカ米、インディカ米という分類もかなり曖昧な区分だったのだと感じたし、東南アジアなどでは水田という育て方も当たり前ではないのだと改めて感じた。

  • (CELL)地階 一般図書
    616.2||サヨ

  • テーマ史

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著者プロフィール

1952年生まれ
京都大学大学院農学研究科修士課程修了
総合地球環境学研究所副所長・教授 農学博士
序章執筆
主 著 塩の文明誌(共著,NHKブックス,2009),イネの歴史(学術選書,2008),よみがえる緑のシルクロード(岩波ジュニア新書,2006),稲の日本史(角川選書,2002)など


「2010年 『麦の自然史 人と自然が育んだムギ農耕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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