異端思想の500年: グローバル思考への挑戦 (学術選書)

  • 11人登録
  • 4.00評価
    • (1)
    • (0)
    • (1)
    • (0)
    • (0)
  • 1レビュー
著者 : 大津真作
  • 京都大学学術出版会 (2016年1月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784876988730

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
スティーヴン ワ...
瀧本 哲史
有効な右矢印 無効な右矢印

異端思想の500年: グローバル思考への挑戦 (学術選書)の感想・レビュー・書評

  • かなり面白かった。表紙はブリューゲルのイカロスの墜落。
    タイトルの「異端思想」は宗教的な意味合いではなく、圧倒多数の常識に反する思考力をもった思想家、ぐらいの意味合い。
    扱っている思想家は、各章で
    オッカムのウィリアム,パドヴァのマルシリウス
    マキアヴェリ,スピノザ
    レーナル,ディドロ
    ランゲ。
    名前ぐらいしか知らない思想家が多く、僕みたいな半可通にはちょうど良い。
    著者ははっきり進歩史観を否定していて、時代の束縛を逃れるほどの強靭な思想であれば、その射程は現代でも有効だと考えている(いわく「永遠の相の下」に考える)。

    オッカムのウィリアムは、もちろん『薔薇の名前』のバスカヴィルのウィリアムのモデルだが、著者もばらなま好きらしく、ちょくちょく話が出てきた。

    レーナルの『両インド史』は、啓蒙主義時代の植民地主義批判の大著で、当時のベストセラーだったそうな。百科全書的な目次だけでも面白かったので、早速最初の一巻だけamazonで買った(定価の1/10ぐらいになってた)。

全1件中 1 - 1件を表示

異端思想の500年: グローバル思考への挑戦 (学術選書)を本棚に登録しているひと

異端思想の500年: グローバル思考への挑戦 (学術選書)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

異端思想の500年: グローバル思考への挑戦 (学術選書)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

異端思想の500年: グローバル思考への挑戦 (学術選書)の作品紹介

マキアヴェッリ、スピノザ、ディドロなど、西欧近代には「永遠の人間観」にもとづいて既存の正統思想を批判し、時代を超える思考のグローバル化を試みたために、「異端」として排除されてきた思想家は少なくない。本書は西欧近代が誕生して以来500年のあいだに現れたオッカムからランゲに至る哲学、政治、経済、社会思想を環境に対する人間精神の果敢な挑戦としてとりあげ、現代に生きる発想の転換を迫る。

異端思想の500年: グローバル思考への挑戦 (学術選書)はこんな本です

ツイートする