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- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784876996087
作品紹介・あらすじ
IT時代の占いブームはなぜ?"血液型""動物占い"の虚実と科学のごう慢を暴く。
感想・レビュー・書評
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血液型性格判断の批判本
前半は代表的な血液型と性格に関連があるとする、提唱者の主張や実験への批判が中心
後半になると、血液型を含むオカルト全般が流行った社会的背景を分析し、科学的ということばが陥る問題点にまで論を拡げる。
しょせん遊びと思っていても、日常で「□型には見えない」とか「△型だから相性悪いかも」とか言ってしまってる人は度が過ぎれば偏見や差別に成り得るということを分かっておいた方が良いと思う。
血液型「占い」を見て、今日は良い日になりそうだなとか思うなら良いのですが、人の血液型を見てこうでしょうとか、そうは見えませんねとか言われても困ってしまう。返しようがないので。
大げさに聞こえるかも知れないし、信じている人には快い言葉じゃないと思うけど、後天的にどうしようもないものでこうですねと決めてしまうのは、ましてや血液型の差なんていう赤血球の抗原の違いでしかないもので決めてしまうのは、性差や国籍へのイメージで相手の性格を決めつけるよりずっと性質が悪いものではないかと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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