本は読んだらすぐアウトプットする! ―「話す」「伝える力」「書く力」がいっきにつく55の読書の技法

著者 :
  • 興陽館
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本棚登録 : 678
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877232405

作品紹介・あらすじ

読みっぱなしじゃもったいない。

読書の達人さいとう先生が直伝!
1日10分コスパ最強のトクする「本の読み方」集大成。

□伝える力がつく。

□書く力がつく。

□話す力がつく。

□語彙力がつく

□生きる力がつく・・・

読んだらすぐ実行!

成果を最大限に出力する!

感想・レビュー・書評

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  • 自分は斎藤孝さんの本が合っているようで、読むとすぐやってみようと思える。なぜかというと、気軽にできることが多くて、やる気が出てくるから!

    ・「2割読み、飛ばし読み」で良い。
    ・本屋さんという空間に親しむのが大切。さまざまなジャンルの本を見て「この本おもしろそう!」と感じ、どんどん手に取ってみることが良い。
    ・本を買ったらカフェに直行。本を買った時が、一番読みたい気持ちが高まっている「読み旬」。

    完璧じゃなくても、アウトプットの循環を作ることが大事。この本おもしろいよー、とかそんな会話もアウトプット。レビューでメモするのもアウトプット。なるべく気軽にできたら良いし、他の方の発信も聞いたり読んだりしたい。

    昔は、本を読むのが好きなだけでその後のことは特に気にしていなかった。けれど最近は、読んで良かったと思った本なのにどんな内容か忘れてしまい、もったいないなと思っていた。読んだ気持ちが新鮮なうちに、アウトプットしたい。

  • アウトプットにとどまらず本の読み方や本を読むことの意義といった読書全般に関する考え方が書かれた本という印象を持った。単にビジネス書からテクニックを得るだけでなく、小説漫画古典などで教養を深めることの大切さがわかった。どんなジャンルの本も否定しない著者の本好きな性格が伺えた。お勧めの本も紹介されていて、実際に読んでみたいと思うものが数多くあった。

  • 読書で得られた気付きをアウトプットで更に自分の血肉にできる。アウトプットに苦手意識が強い僕の背中を押してくれる本。「本の情報をSNSに書く」と、このアプリを利用する気持ちになったきっかけとなった記念すべき一冊。

  • 読書をする前に、まずは読んでおきたい読書術の本‼️ただ、ほんをよむだけででなく、読んだ後のアウトプットで自分の行動に移すことが大切と力説したいる。また、読書が何に役立つのか、目的別の各種の本まで紹介されて、読書初心者にも敷居が低くて、使い勝手がよい◎

  •  本書は、本を読んだ後にどのようにアウトプットすればよいのか、ということをテーマにして読書技術を指南する本である。著者は「読書というのはこのアウトプットがあってこそ意味のあるものになります。なぜなら読みっぱなしだと、どうしても内容を忘れてしまうからです。仕事にも人生にも何も生かされないまま、記憶のもくずと消えてしまうわけです。」と冒頭で問題意識を述べる。著者によれば、①読書で得た内容を記憶し、②どのように生活の中で生かしていくかを考える為に、読書のアウトプットが重要である。読書は好きだけれど読んだそばから内容が抜けていってしまう、これから読書の記録をはじめてみたいと思うけれどどうしたらいいのだろう、という人にはお勧めである。
     このような読書のアウトプットの重要性やそのノウハウを説く本は珍しくない。では本書の特徴は何か。それは本書が「読みやすさ」というところにこだわっていることである。例えば、見開きごとに主張が一言でまとめられており、パラパラ読みをしただけでも内容が理解できるようになっている。また、フォントの大きさや形式、ページごとの構図も工夫され、活字が読むのを苦手という人にも手軽に読みやすいようになっている。それでいて、著者は発行部数1000万部を超えるベストセラー作家。読書の本質をよく理解していると推察される人物であり、「読みやすさ」を重視した本が陥りがちな「内容の浅さ」は見当たらない。
     具体的な読書技術について私は、“引用で文書を作成する”、に影響を受けた。「私は論文を書くとき、まず、資料を読みながら引用したい文章やデータを先に打ち込むようにしています。なぜなら「最初から自分の考えを書こうとすると、気が重くなってしまう」から。書き始めで大きくつまずいて、なかなか先に進めてなくなるのです。」(86)この戦略はなかなか正しいと思った。著者の言うところは私自身にもよくあてはまることで、自分の意見や文章からではなく、引用から(あるいはデータから)文章を書き始めるという戦略 は今後の物書きの時に試してみようと思った。書評を書く時に、とりあえず、①本の一部分を引用して文章として書いていくこと、②それにコメントをつけていくこと、ということを徹底しようと思う。
     他にも“本を読んだら、数分で人に話すようにする” “読書をSNSなどでLIVE配信する” “2割読みを目指す” などの読書アドバイスから、“人物伝を読んで成功者の頭の中を知る”という著者の読書の楽しみ術まで、「本を読むこと・読んだ本から学ぶこと・アウトプットすること」についての幅広い内容が盛りだくさん。読書をする際に手元に置いておきたい必携の書。

  • 斎藤孝さんの読書本としては「読書する人だけがたどり着ける場所」に続いて2冊目。

    読んだことを最大限身につけるための具体的方法と推薦書が豊富に紹介されている。

    前述の「読書する人だけが〜」と重複する内容もあるためこっちだけ読めば十分かな?という気もする。

    わたし自身、読書は好きだが最大限の効果が得られているか悩みもあったので、こちらに書いてあることを少しずつ実践し、推薦書も読んでいきたい。

    読書本としては永久保存版にしても良い内容。

  • 本は読んだ、直ぐに人に話したり!SNSに投稿したりしてアウトプットすれば身に付く。本から得た知識、文章、言い回しを普段のはなしの例として、過去の知見として使いこなせば、はなしの厚みも出るし説得力もます。

  • 初めて齋藤先生の著書を読んだ。
    本の読み方について、アウトプットの大切さをわかりやすく伝えてくれている。
    名作を交えながら、本から学ぶ『力』の説明があり、様々な本を読んで実際にアウトプットしていきたい。

  • 実践しようと思ったこと
     1テーマ5冊、要約する、引用する
    読まなきゃいけない本がたくさんあると思い知った

  • スラスラ読めて読みやすかったです。
    序盤は主に読み方について、後半には齋藤孝先生のおすすめ本を紹介していました。
    それこそ先生自身がアウトプットされていました。笑
    本が好きでよく読みますが、読み方の本はなかなか読まないので勉強になります。
    実践が大事ということで早速レビューを、、

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著者プロフィール

岐阜聖徳学園大学教育学部教授

「2024年 『「憲法上の権利」の体系』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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