この世の果て

著者 : 野島伸司

• 幻冬舎 (1994年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[s0910218さんの感想 · 2009年6月10日]

家の本棚にあった本だ。誰も救われないような妙に暗い恋愛小説だと感じた。一つ一つのテーマも重く共感できるような登場人物が一人もいなかった気がする。
　 随分前に月９の枠でドラマ化されていたらしいが、観てみたいとかいう興味は湧かなかった。

[未尋さんの感想 · 2008年1月26日]

この世界観が好き。
少し影があって、十字架を背負ってる主人公に惹かれます。ドラマも何度も何度も見直します。

[K〜5さんの感想 · 2007年6月28日]

　ドラマの小説版。ドラマは見たことが無いけど、画が浮かんでくる物語。
　話としてはとても辛い。不幸がどんどん続く。そんな中で貫こうとする愛。強さと脆さが共存するような人間達。明るい恋愛物ではないが、すらすら読めて、考えさせられた。なかなかオススメです。

著者プロフィール

1963年、新潟県生まれ。88年脚本家デビュー。数々の話題作を手がける。

「2015年 『お兄ちゃん、ガチャ（2）＜完＞』 で使われていた紹介文から引用しています。」