新ゴーマニズム宣言スペシャル脱正義論

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  • 幻冬舎 (1996年8月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877281281

新ゴーマニズム宣言スペシャル脱正義論の感想・レビュー・書評

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  • 新・ゴー宣1巻と一緒に読むことをおすすめする。

  • 情で参加した薬害エイズ訴訟を支える会に尽力しながらも追放された著者が書く真実。
    正義とは?善意はどこに行き着くのかが等が書いてある。
    学生の中に日常に戻れないほど、運動にのめり込んでいく人がいて、結局、団体がないと生きていけない自我がなく、プロになりきれない人たち。
    K親子はどんどん我儘になって行く様子がわかる。

  • 小林よしのり氏の思想的遍歴を探る意味で興味深い一冊。彼が90年代後半右翼的思想に傾くのは、薬害エイズ事件の市民運動が左翼に政治的に利用されたことで左翼に失望したからではないか。大人の汚い面を知りたい高校生にもお薦めの一冊である。
    ただし、薬害エイズ事件を知るという意味では、これだけでは不十分である。『安部英医師「薬害エイズ事件」の真実』を合わせ読まれたい。

  • 人の「情」の集合が、大きな集団となって時には世論を動かしていく力があるけれども、その集団が組織化され、イデオロギーに染まると、集いの意味そのものが変質していく・・・
    それを、薬害エイズ問題に携わった小林さんが赤裸々に、かつ冷静に描写している。
    硬直化した組織が、対峙した厚労省や、オウムと何ら変わりない、という指摘は非常に見事。

  • “情”からくる正義感から、薬害エイズ問題の宣伝者として積極的に関わってきた著者。“個の連帯“でつながり、ともに活動してきたはずの学生達が、“善意のヒューマニズム”によって大人達にコントロールされ、イデオロギーの輪の中に閉じ込められていくまでの、訴訟運動の大体の様子が、苦い思いとともに描かれている。

    「自意識だけが肥大し、組織の中に完全に組み込まれてしまっていることにさえ気づけない」
    「終わりなき運動の中で、自分の正しさに酔い続ける」
    いろいろと自身についても振り返らざるをえない。本当に、読んで良かった。

  • 薬害エイズ問題。漫画のとこだけ読んで、あとは斜め読み。
    川田隆平氏は自分と同世代。その後どうなったのかと思ってちょっと調べてみたら、やっぱりというかなんというか、、、政治家になってました。
    いやはや、「普通の教師」になるために始めた運動だったのに、運動そのものが自己目的化して、完全に運動家になり果てて。。。
    精神的に未成熟な段階で、イデオロギーに汚染されるというのは、その人の人生を完全に狂わせることもあるのだな、と改めて恐怖を覚えました。

  • 目次

    薬害エイズ 個の連帯という幻想の運動
    新・ゴーマニズム宣言より
    第14章 運動の功罪-日常へ復帰せよ!
    読者からの手紙
    秘書カナモリの活動日記
    さらば龍平! わしの薬害エイズ訴訟全顛末
    脱正義論【入門篇】裏切られた平成の正義 浅羽通明
    HIV運動論。 小林よしのり×泉谷しげる
    脱正義論【応用編】「運動」の倫理と政治の倫理 小林よしのり×呉智英
    ゴーマニズム宣言より
    第二十七章 HIV訴訟を見て、プロの誇りについて考えた
    第九十五章 エイズの真相を暴く
    第百十六章 弱者のための強者の論理
    第百五十九章 帝京大・安倍英と厚生省の倫理を問う
    脱正義論-あとがきにかえて

  • 薬害エイズについて
    図書館で探しまくってやっとあった、ゴーマニズム宣言。
    何でおいてないのだろう、問題になりそうなものはおいてないとか?

    組織については、正直自分の職場について感じていたことがそのまま当てはまってて、
    見事に言葉にしてもらったような気持ちになる。
    組織は個の連帯であることなはず。
    仲間、身内感情。意見が出されない、反逆者はつぶされる。
    本来ひとつの目標に向かって、それぞれのベストを尽くし、意見しあうものであるはずなのに、
    組織としての目標はどこへ?ってことが多くある。


    マスメディアを手段として明確に割り切って、執筆・出演している著者の仕事の取り組み方。

    ○○運動→運動自体が目的になったものへ。

    絶対的正義に対して、人は弱くなる。
    今後、環境問題についても同様のことが起こるのでは?といっていたのは別の本だったか。

  • 小学生の頃から意味も解らず読んでました。
    大人になってからまた開いたら
    とっても面白いって事に気がついた。
    彼の言葉全部が興味深くて知識欲そそる。
    すごいひと。

  • いいことばかりのように思ってた薬害エイズ訴訟運動やけど、目的を失い自己目的化して政治利用されて行ったという点では大学紛争とあまり変わらないものだ。

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