マッキントッシュ・ハイ

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著者 : 山川健一
  • 幻冬舎 (1996年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877281458

マッキントッシュ・ハイの感想・レビュー・書評

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  • たぶん三度目くらいの読了。
    中表紙がいきなりネットスケープナビゲーターで懐かしさ爆発。
    1997年の本だから15年前か。そして今ではiPhoneが手の中にある。

    「ジョブス&ウォズ」を「ミック&キース」に例えるのもこの人ならでは。

    懐かしい単語が続々と出てくる。漢字Talk、at ease画面、ファインダー、機能拡張、ハイパーカード、Performa588、クラリスワークス(!)、その他いろいろ。ここに書かれているフォルダの色分けとかやったなー。マックはいじってばかりで具体的に何かを作ったりすることはあまりなかったけど、確実にコンピュータの楽しさを教えてくれた。やっぱり次はマックに戻るかな。


    はじめに
    第1章 友情が産みだしたコンピュータには一点の曇りもない
    第2章 なぜこんなにもマックを愛してしまったのか、という恋心
    第3章 1カ月でシステムフォルダと親友になるために
    第4章 アプリという名前の船でデジタルの海へ漕ぎ出そう
    第5章 禅や老子の思想とマッキントッシュ・ヒーリング
    第6章 LSDとグレイトフル・デッドが生んだコンピュータ
    第7章 ファーイーストの宣伝屋が綴る主要機種ガイド
    第8章 小さなコンピュータがインターネットを解放した
    第9章 HTMLはホームページ作りのための魔法の呪文だ
    第10章 テレビゲーム機の向こうのWWW
    第11章 ヴィンテージとデジタルに虹の橋を架けるLittleShockDriver
    あとがき
    文庫版あとがき/その後のMacintosh
    読者からのE-メール


    各章には英語のタイトルが付けられているが、それらがいかにもロックっぽい(笑)。

    あちこち線を引きながら読んだが、やっぱり6章ぐらいまでが多い。マック誕生からの歴史、サブカルチャーとの関係、音楽を比喩に語るマックの魅力などが、自分でも好きなんだな。後半の機種解説やHTML云々はあまり興味ないみたい。
    それでもこれだけマックを熱く、しかもコンピュータ本とは違う、サブカルチャー側面から語っている本は他にないのではないか。

    手放さずに取っておいて、また何年かたったら読もう。そのころには僕もマックユーザーに戻っているだろうか?


    p.297
     ニュースと小説、映画とゲーム、新聞と雑誌とテレビ、さらに音楽や哲学を区別することができなくなり、そこにあるのは自分にとって価値のある情報・表現とそうではない情報・表現だけになる。
     その時今のマスメディアは、マスであることの意味を失うに違いない。
     ぼくらはさらにパーソナルになり、1台の車にごく小さなノート型のパーソナル・コンピュータを積み込み、どこにいようと携帯電話を通してインターネットにアクセスし、必要な情報を発信し、誰に邪魔されることもなく気持ちよく孤独だろう。

  • 何の役に立つわけでもないけれど、こういう話をきくのが好きです。

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