マグネット

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著者 : 山田詠美
  • 幻冬舎 (1999年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877282912

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マグネットの感想・レビュー・書評

  • 作者らしい作品の数々に、一気読み(笑)
    性を表に嫌らしくない形で表現するその作風が好きだな、としみじみ思った。

  • 姫野カヲルコと似ているようで、どこか違う。人間の欲望や快楽に不思議なユーモアを織り交ぜる姫野さんと違って、山田詠美は大胆なテーマを描きながらも非常に真面目、と言ったらよいだろうか…。

  • 突然恋人から「人殺しちゃったんだ」なんて囁かれたらどうしよう。色んな恋の形を集めた短編集。

    タイトルにもなった「マグネット」がやはりいいですね。女の子が社会科教師を誘惑する話。実際にはそれから随分時間がたち、少女は大人になり、教師は強制わいせつで捕まってしまうのですが、私の理想とする女の子の姿がありました。

  • テーマは、「罪と罰」だったと思う。
    好きな話と嫌いな話が半々

    著者の義弟が亡くなるまでの話の「最後の資料」は
    客観的な書き方が、切なさと悲しさを感じる。
    この話には、★★★★★

  • 解凍:新聞で偶然見つけた連続放火の犯人である友達だった早川を思い出す話。不思議な人柄が好きだと思った
    YO-YO:まさにこれだ、と思う話。自分の内にすっと違和感なく入り込んで、嫌な思いをせずに読める。女の子はいつも欲望を秘めている

  • 好きなのと、そうでないのが半分ずつくらいかな。統一感がないように思ったらあちこちの雑誌に書いた短編をまとめたものだったからだろうか。 好きな詠美作品を読んだときにいつも感じる「おおお!そうそう!」というあの共感というか喜び、みたいな感動そのものがなかった。悪くはないですが。

  • 「熱いジャズの焼き菓子」好きなのに、発売された当初読んだときも思ったけど、固有名詞危険。
    どうしても古くなっちゃううのは仕方ないんだけど、古くなりかたが「・・・ダセエ」ってカンジになっちゃう。山田さんに似合わないと思う。
    好きな短編なのにそこが気になってしまった。

    「瞳の致死量」
    これが一番好き。
    ラストはそうくると思わなかったのでやられました。

    「最後の資料」
    エッセイにたまに登場していた義弟氏が好きだったので、その意味でもこれは読めてよかった。

  • 惹かれあう、S極とM極。
    2つで1つ。あなたがいて私がいる。

  • 「熱いジャズの焼き菓子」がよかった。「アイロン」は面白い!
    しかし、表題作の主人公が、実際にいたら結構気持ち悪いぞこんな女、という理由から全体のイメージとしては微妙。というか、私は十代前半の性行為という時点で受け付けないものがある。
    「最後の資料」は淡々としていて、それがとてもよかった。

  • 10年前の作品と思えないぐらい、今の時代の若者にマッチしてると思う。
    罪を犯さない人っていうのは、現実問題いないような気がする。
    日常生活の中で、罪は日常と非日常の間にあるような気がして、私も日常を生きるのに疲れたとき、日常を憎んでしまったとき、罪にぶつかってしまうんではないかっていうのはある。
    罪についての短編集と最後のお話は義理の弟さんが病で死んでしまったことで描かれた短編集です。
    あとがきもハッとさせられました。
    大満足です。 大好きな作家さんです。

  • 当たり前ですが、やっぱりうまいなあと。

  • 060406

    「最後の資料」は実体験に基づいているらしい。
    この本はすべて,罪だとか死につながってました。

    タイトルは忘れたけど
    頭の中で思い描いたり 考えてることふぁ
    ひたすら文章になってるのがあった。

    頭の中では何でも出来る。
    人を殺すことも,好きな人とデートすることも。

    犯罪者を見て,こうならなかったのはなぜかと
    考えることは確かにある。
    一歩まちがえたら
    このテレビに映った容疑者は自分だったのかもしれないって
    恐ろしくなることもときどきある。

  • 良いなあ良いなあ。大好きよ。アイロンがいっちばんすき。案外夢見る乙女なのですよ。

  • 好きなお話が満載。
    表題作のマグネット、アイロンがとくに山田詠美らしくてよかった。

  • 幻冬社、1999年4月10日、第1刷発行、定価(本体1400円+税)

  • 九篇の短編のテーマは「甘い罪と罰」
    <BR><BR>
    罪も犯人も色々なんですが、きちんと恋愛小説になっているところがすごいなぁと思います。…えーと、作者の
    登場人物がカタカナな話は実はあまり好きでないのですが、今回は一作目「暑いジャズの焼き菓子」がものすごく
    好きです(これは普通に日本人の話です)
    共感というわけではないんだけど、なんとなく主人公の胸の痛みがわかってしまう感じ。<BR>
    殺人という罪は別によくても、恋人が自分以外のために主義を曲げることは許せない。<BR>
    人は恋をする限り、きっと他人から見たらどうでもいいことに悩み続けるのではないかな、と。きっとね、
    誰に話しても解決できないのは金の話と恋の話だと、私は思ったりするわけです。どっちも切実。どっちも
    なかなかに避けては通れない問題。<BR>
    …専ら前者ばかりが人生に重くのしかかる私はどうしたものかと思いますが(苦笑)
    <BR>
    あと一編、最後の話が残っているのですが、勿体無くて残してました。少しずつ、読み進めた一冊です。
    <BR><BR><B>
    罪の意識、という言葉が好きだ。洗練の一つの方法のような気がする。しかし、人を、もっと大人にするのは、
    自分以外の人間が持つ罪の意識を悟ることだろう。それを優しく埋めてやろうとする時、私達は甘い罰の与え
    方を知る。(あとがきより)
    <BR><BR></B>
    (2003年5月12日)

  • うーなんか。全部の話が終わりに向かってる感じ。がした。
    嫌いじゃないけど。そんな好きでもないかも。

  • 借金の返済を迫られて殺人を犯した男を匿う黒木。中学校の資料室で教師から猥褻行為を受けていた事件を回想する由美子。罪の意識はこれほどまでに人間を洗練させるのか? そして用意された罰は時として人を輝かせる。法の裁きではない。

  • 最後の話が好き。

  • 「解凍」「マグネット」「最後の資料」

  • 借金の返済を迫られて殺人を犯した男を匿う黒木。中学校の資料室で
    教師から猥褻行為を受けていた事件を回想する由美子。罪の意識は
    これほどまでに人間を洗練させるのか? そして用意された罰は時と
    して人を輝かせる。法の裁きではない。

  • 2006年6月5日(月)、読了。

  • 「罪」をテーマに書かれた短編集。予想を裏切る展開が多く、一気に読み進められる。
    最後に掲載されている作品と、あとがきに泣かせられる。

  • よく憶えてませんが今レビューを読んだら読みたくなってきました。

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マグネットの作品紹介

罪の意識は、人を洗練させる。動物のように思慮深い瞳をした者たちがひき起こすナインストーリーズ。心の未知の扉を開く最高の純文学。

マグネットはこんな本です

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