蛙男

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 38
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (262ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877282936

感想・レビュー・書評

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  • 「星々峡」で見かけて気になっていたので読んでみた。自分が蛙に見えてしまう男の話。インストラクターの女はフナムシに見えるらしく、カフカの「変身」を思い出させる。父親との関係がキーポイントか。

  • かなり前に友人に勧められていた本、ようやくよめましたぁ。楽しかったです。ラストも意外で、どうやって終わるのか、先が読めない感じ。主人公の優柔不断さ、こういう人、いるよね…と思う、そんなとこも上手いなと思います。

著者プロフィール

1947年愛知県生まれ。愛知教育大学教育学部国語学科卒業。1981年『昭和御前試合』でデビュー。1986年『蕎麦ときしめん』が話題となり、独自のパスティーシュ文学を確立する。1988年『国語入試問題必勝法』で第9回吉川英治文学新人賞を受賞。2009年、名古屋文化の神髄紹介とユーモアあふれる作風により第62回中日文化賞受賞。『永遠のジャック&ベティ』『金鯱の夢』『虚構市立不条理中学校』『朦朧戦記』等著書多数。また西原理恵子との共著として『おもしろくても理科』『どうころんでも社会科』『いやでも楽しめる算数』『はじめてわかる国語』などがある。

「2021年 『MONEY 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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