バスがだめなら飛行機があるさ (幻冬舎文庫 う 1-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877284107

感想・レビュー・書評

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  • NHK大河ドラマ『毛利元就』の11人の女性キャラクターを論じたもの。
    あのキャラたちが、こういうコンセプトでてきたのかぁ……と感心しました。
    それぞれにキャラが立っていて、面白いドラマでしたもん。
    この性格があるから、この行動!
    とっても参考になります。

    1 笑いとばす女 美伊の方
    2 劣等感を持つ女 藤野
    3 あきらめた女 祥の方
    4 運の悪い女 雪の方
    5 世間を気にする女 玉(美々)
    6 嫉妬する女 相合の方
    7 悟らない女 お杉の方
    8 頼られる女 可愛
    9 甘え上手な女 寿の方 
    10 面白がる女 中の丸
    11 強い女 加芽

    あと毛利元就には関係ないけれど、内舘さんの相撲好きは相当なものんだんだなあと実感。相撲部屋のおかみさんに昔からずっとなりたいと思っているらしく、その情熱を『ひらり』に込めたらしいです。
    好きなことを作品にするのは、やっぱりいいことだね。

著者プロフィール

1948年秋田市生まれの東京育ち。武蔵野美術大学卒業。1988年脚本家としてデビュー。テレビドラマの脚本に「ひらり」(1993年第1回橋田壽賀子賞)、「毛利元就」(1997年NHK大河ドラマ)、「塀の中の中学校」(2011年第51回モンテカルロテレビ祭テレビフィルム部門最優秀作品賞およびモナコ赤十字賞)、「小さな神たちの祭り」(2021年アジアテレビジョンアワード最優秀作品賞)など多数。1995年には日本作詩大賞(唄:小林旭/腕に虹だけ)に入賞するなど幅広く活躍し、著書に映画化された小説『終わった人』や『すぐ死ぬんだから』『老害の人』、エッセイ『別れてよかった』など多数がある。元横綱審議委員で、2003年に大相撲研究のため東北大学大学院入学、2006年修了。その後も研究を続けている。2019年、旭日双光章受章。

「2023年 『今度生まれたら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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