顔面麻痺 (幻冬舎文庫 ひ 2-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877284398

感想・レビュー・書評

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  • 24/1

  • バイクの事故を起こした当時の記録。生々しい。病院の中で考えたこと。体の状況が書いてある本人は、自分のために手術を断ったり、リハビリに取り組むことで回復が早い。医師がある分気力があることが大切である。

  • 1994年8月…丁度20年前のビートたけしの事故から記者会見迄の闘病記と言うか日記と言うか。
    この人の愚痴ってかボヤきは面白いなあ…。
    リアルでテレビで記者会見見てたはずなのに、YouTubeで動画みたら、こんなに顔歪んでたっけかなあ…とか思った。

  • ちらほらと読む。人間自分の足で歩けないとダメになる、と言うたけしの持論は、当時ベッドから転がり落ちて足の指付け根を流血の中惨事の末縫った私に深い共感を残したのでした。

  • 【ビートたけしこと北野武の強さ】

    僕の父は顔も中身も北野さんにそっくりだ。
    だから僕は北野さんのことを本当の父のように思え勝手に尊敬している。

    生きるという事の辛さや虚しさをまま受け止める事を教えてくれたのは北野さんだったように思う。ゴミ屑のように死ぬしかない命の儚さと美しさ、生き抜くことの強さと汚らしさ。理屈や常識では説明できない己の美学を突き通すことでの人生の消化(昇華)の方法。読んでいて、なにか不思議な力を貰う。

    決して悪意ではなく彼がどうやって死んで逝くのか今からとても楽しみだ。

  • 自分自身もショックな出来事があると夢現な期間ができてしまうのだが、そのときに考えるふわふわしたことが意外と自分の過去を振り返っているような感覚にもなった。読みやすい。

  • 左手にまだ麻痺が残ってる俺としては事故る前に読みたかったけど、事故る前の俺はまず読まないし読んでも屁ぇこいてプーって感じだったと思う。
    そんな事より中島らもの書いてる4ページ以上にわたる解説の半分以上は自分の話とニシクボさんの話でオモシロイ。

  • あの事故で生き残った事の意味、自分が向かうべき道に真っ直ぐ向き合う姿勢に考えさせられました。

  • 事故から復帰までが描かれている。

    深刻な事態でも殿は殿節を炸裂し深刻じゃないんじゃない?と感じさせる
    内容になっている。

    でもよく読むと深刻じゃん!みたいな。

    軍団のプライベートの様子なども垣間見れた。

    そもそも私は母が顔面麻痺になってどうやって治療したか読みたくて
    読んだために満足行かずにこの★数です。(治療放棄した武なので、内容に治療内容が少ない)

  • 常人には理解できないプライド

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著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』(講談社)、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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