贅沢な恋人たち (幻冬舎文庫)

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著者 : 村上龍
  • 幻冬舎 (1997年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877284480

贅沢な恋人たち (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 短編集は、気持ちの切り替えにいいですね。

  • 自分を汚したり貶めたりするようなワンナイトラブじゃなく、これは純粋に贅沢として読むべきなのでしょう。どんなに現実が惨めでも、刹那の恋人がそこから遠く離れたところに連れていってくれる、というような。
    心にそっと沈めて、深夜にたまに取り出しては慈しむような贅沢は素敵だ。(そこに永続性を求めるようになれば、たちまち地獄だろうが…)

  •  とりあえず、これから18日間ばかり帰って来れないので、書ける日記は今のうちにすべて書いておこうと思ってます。(そんなのいいから準備したら……)
     正直、僕、出かけるの嫌いで、家に引きこもってたい子だから、出かける準備はあんまりはかどらない子です。
     ぎりぎりになって鬼のようにやる。そして必ず何か忘れ物をする。(爆)
     少しは反省したらいいのに、と思うのだが、そんなに簡単にできたら苦労しない。(殴)

     って、小説と関係ないこと書きすぎですね、すんません。

     とりあえず、作者の名前を珍しく書いてないのは、わざとです(爆)
     なんか、アンソロみたくなってて(ていうかアンソロなのか……)いろんな人が短編小説を載せてる本です。
     なんで、作者をいちいち書いてたら、タイトル欄に入りきらなくなっちゃう。
     というわけで。
     作者さんたちとしては、村上龍、山田詠美、北方謙三、藤堂志津子、山川健一、森瑤子、村松友視、唯川恵さんです。

     んーっと、なんかねぇ、全部、あれなんだよね……。
     幸せな恋愛なんてないんだよ……(苦笑)
     そんで僕は、村上龍っていう人の書くもののイメージを改めたほうがいいと思う。

     眠くて、あんまりいい言葉が思い浮かばない……。

  • 今、この瞬間も世界のどこかのホテルで物語は生まれている。

    そんな読後感。

    そして自分はひとり本を読む。

    いつか自分も物語の一部になれるのかな?

  • 大人の恋愛だなあと思った。男女の関係に正解ってないのかな。
    不倫が悪いっていう見解とはまた違った角度から不倫が描かれてて新鮮だったけど、気持ちよくはなかった。

  • 読んでから気がついたのだが、ホテルを舞台とした短編小説。全体としては☆3だが、唯川恵は☆4、森瑤子は☆5。
    森瑤子の「東京ステーションホテル」は、35歳、女として通用するのはもうあとわずかではという思いから、それほど好きでもない男性にその自分をかけてみようとしてしまう心理にはとても共感できる。そこでそのまま流されたら面白みも何も無いのだが、そうしない主人公に潔さがあり、とても気持ちの良い終わり方。
    村松友視はそれほど深みのある話ではないのだが、京都ブライトンホテルの描写は雰囲気があって良い。

  • オトナの恋愛短編集。それぞれの作家さんの個性が見えます。

  • ホテルを舞台にした八人の作家による恋愛短編集八作。
    今はなき東京ステーションホテルからバンコクのSugar Hutまで、
    どれもこれも泊まりたくなる最高の舞台に、それに負けないストーリー。
    村上龍、森瑤子、山田詠美、唯川恵、藤堂志津子・・・こういうアンソロジーはともすれば「カメオ出演」みたいに名前だけが並んで中はいまいち・・ということも多々あるけれど、これは正真正銘の佳作がぎっしり。
    藤堂志津子「乾いた雨」(hyatt regency)と山川健一「ドライヴと愛の哲学に関する若干の考察」(ホテル・ハイランドリゾート 山梨)に一票。

  • 山田詠美:この人の書く傲慢で負けん気の強い女の人には、可愛げってもんがない。

    村上龍:村上龍は、こういう形で女の股座の話を書くといつもつまんなくなる気がします。

    北方謙三:男気溢れてますなぁ!

    藤堂志津子:きったない男だなぁ、オイ。

    山川健一:こんな車にうるさい男嫌だ。ほっとけよ。

    森瑤子:最後が良いですよね、大人の裏切り。

    村松友:なんも残らない。

    唯川恵:この人の各話はどれも陳腐。嫌いな作家の一人。 

    総じてイマイチでした。

    09.11.02 

  • 村上龍・山田詠美・北方謙三・藤堂志津子・山川健一・森瑤子・村松友視・唯川恵の8名が「ホテル」を

    キーワードに描いた恋愛小説集。

    舞台となるホテルはすべて実在するホテルであり、村上龍は「ホテルヨーロッパ」山田詠美は「Suge

    re Hut」北方謙三は「観音崎京急ホテル」藤堂志津子は「Hyatt Regency」山川健一は

    「ホテル・ハイランドリゾート」森瑤子は「東京ステーションホテル」村松友視は「京都ブライトンホテ

    ル」唯川恵は「金沢ニューグランドホテル」で男と女の物語を描いた。

    こういったアンソロジー本は読んでいて面白い。同じテーマであるが故に、書き手の個性が如実に現れる

    からだ。この8人の中でそれぞれの単行本を読んだことがあるのは、村上龍、山田詠美、北方謙三のわず

    か3人だけだが、単行本と変わらない、作家の持つ世界感がしっかりとあった。

    はじめてその作品を目にした他の5人の作家の作品も、それぞれに特徴が出ていている作品なのではない

    かと推測される。

    テーマが「ホテル」だけにその恋愛も少し大人な内容。

    不貞な恋人たちもいれば、惹かれあう純粋な恋もある。結末も様々だ。

    8作品、すべてが面白かったのだが、特に面白いと感じたのは唯川恵と村松友視の2作品。

    両者とも不貞の恋物語ではあるが、人生色々というだけあって男と女の関係も結末も違う。

    ブティックホテルではなく、シティホテルという場所が、大人の恋愛模様をより濃密で妖艶なものに変え

    るのだろうか。

    うまく表現できないが「湿った感じ」がアダルトな恋愛をより際立たせている感じがしていい。

    人目を忍んでいくブティックホテルではちょっと安っぽい。多くの人が集まるシティホテル、その渦中で

    逢瀬を重ね、ふたりだけの世界を作り出すからこそ、こういう恋物語は「小説」として成立するのではな

    いだろうか。

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