マリカのソファー/バリ夢日記世界の旅1 (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.43
  • (74)
  • (123)
  • (325)
  • (24)
  • (4)
本棚登録 : 1454
感想 : 136
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877284534

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 失礼な話だが、読もうと思ったきっかけは某動画サイトの『オレンジ』という
    曲を聞いて思い当たったから。
    どっかで多重人格を扱った話を読んだ覚えがあって、その中にオレンジの
    名を持つ人格がいたはず……。

    そう思って友人にふわっとした説明で思い当たる本はないかと聞いた
    ところ、この本を言い当ててくれた。
    ありがとう、感謝しています。

    朝焼けで素敵に変わっていくマリカと『マリカの中にいる人たち』。
    後半のバリ夢日記がかなりオススメです。

  • 久しぶりに読んだらこんなにあっさりした内容だったっけ?
    しかし、何度読んでもオレンジが好き。
    オレンジの手紙にグッとくる。

    バリ島に行ってみたくなります。
    私もバリの空気を肌で感じてみたいです。

  • (1997.05.19読了)(1997.05.12購入)

    ☆吉本ばななさんの本(既読)
    「うたかた/サンクチュアリ」吉本ばなな著、福武文庫、1991.11.15
    「パイナップリン」吉本ばなな著、角川文庫、1992.01.25
    「白河夜船」吉本ばなな著、福武文庫、1992.02.15
    「N・P」吉本ばなな著、角川文庫、1992.11.10
    「FRUITS BASKET」吉本ばなな著、福武文庫、1993.04.15
    「とかげ」吉本ばなな著、新潮社、1993.04.20
    「アムリタ(上)」吉本ばなな著、角川文庫、1997.01.25
    「アムリタ(下)」吉本ばなな著、角川文庫、1997.01.25

  • おもしろかったけど、精霊とかそういうものをもう少し深く書いてくれるともっと良かったかも。

  • タイトル変ったんだ。前はマリカの長い夢だったと思う。
    マリカもオレンジも先生も登場人物に邪気がなくて好き。

    バリに行ってみたくなる一冊。

  • 1997年9月読了。

  • 前半の物語と、後半のエッセイと、両方読むことでさらにバリの空気が伝わるように感じました。ばななさんはその土地の空気感を言葉でつづるのが本当に上手だと思います。

  • 上には上が
    いつもいるのよ、
    いいことにも
    悪いことにも。

    できることを
    するしかないのよ、

    人はいつも。

  • ビリー・ミリガンかなって読んだけど、また味わいが違って面白かった。バリは憧れの地だなぁ。

  • マリカのソファーは、多重人格のことをつくづく考えさせられる話で、バリの明るさがあまり感じられなかったけど、よしもとばななさんのバリ旅行記はおもしろい!
    バリに行きたくなったよ。
    旅行記ではないって書いてあったけど、私は読んでバリに興味津々☆絶対に近い将来行く!!

全136件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1964年、東京生まれ。日本大学藝術学部文芸学科卒業。87年『キッチン』で第6回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。88年『ムーンライト・シャドウ』で第16回泉鏡花文学賞、89年『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞、同年『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞、95年『アムリタ』で第5回紫式部文学賞、2000年『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞(安野光雅・選)、2022年『ミトンとふびん』で第58回谷崎潤一郎賞を受賞。著作は30か国以上で翻訳出版されており、イタリアで93年スカンノ賞、96年フェンディッシメ文学賞<Under35>、99年マスケラダルジェント賞、2011年カプリ賞を受賞している。近著に『吹上奇譚 第四話 ミモザ』がある。noteにて配信中のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」をまとめた文庫本も発売中。

「2023年 『はーばーらいと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

吉本ばななの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×