明日という過去に (幻冬舎文庫)

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著者 : 連城三紀彦
  • 幻冬舎 (1997年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877284541

明日という過去に (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

  • 手紙のやり取りで構成されている書簡体小説(レター・ロマネスク)。
    二組の夫婦が20年もの間、お互いを裏切り合っていて、
    後半は娘も巻き込みドロドロに。
    しかしながら、確かに内容はドロドロの泥沼なんだけど、
    文章が文学的だからサラッと読める。
    表現が難しいが、とにかく身近な者たちの五角関係の話。
    内容は好き嫌い分かれそうだが私は面白かった。
    さすが連城さん!!

  • 友人同士であったはずの女たちだが、片方の夫の死によって関係は一変する。実は互いの女は結婚以来、20年以上も裏切り合っており、相手への憎しみをむき出しにし始める。

    主人公ら二人の数往復の手紙だけで巧みに構成され、
    終盤の展開には驚くほかない。文章は相変わらず純文学の美しさである。

  • すごい。嘘に嘘を重ねて、謎を引っくり返し、迷宮へ…。書簡体の特性をうまく利用している。さすが技巧派。

  • 対談に出ていた本。長い書簡体もの。恩田先生から。

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