ピアッシング (幻冬舎文庫 む 1-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 57
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877284732

感想・レビュー・書評

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  • なかなかの傑作。
    身体・トラウマ・神経症といったモチーフが時折ユーモアさえも交えながら見事に絡み合っている。
    登場人物の視点の変え方もしつこくなりすぎず上手い。
    さすが実体験だけあってドラッグで飛ぶときの描写は秀逸だね~。

  • 恐怖が醸し出されていた

  • 初めて読んだ村上作品。
    自殺願望のある女と殺人願望がある男の話。
    緊迫感がたまらず一気に読んでしまいました。

  • なんとなく耽美的で谷崎潤一郎っぽい。大正時代なら身体への攻撃の象徴は「刺青」だけど、現代ではやはり「ピアス」なのだろうか。

  •  親からの虐待によって、アイスピックで人を刺したい願望を、自らの子供に持ってしまった男と、自殺願望を持つ風俗嬢のトラウマに対するお話。

    描写のえぐさに時折、ぞくっとすることもあるが、非常に恐ろしくもある一方、何かひきつけられるものがある。

  • ドキドキ・ハラハラが止まりません!
    是非お勧め。

著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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