- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877284749
感想・レビュー・書評
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いろんな小説はフィクションやとおもってたけど 一人の作家の本を何冊か読んでいると フィクションのなかに必ず作家自身の記憶がまぎれている
小説って そうなんや
とてもおもしろい短編集 興味深いという意味で
いろんな愛の形 いろんなセックス いろんな物語
体験してないことを描くと 少し滑稽で身に合ってないかんじがする それがしないので冒頭のとおり
経験がすべてである詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全体的に山田詠美色がすごーく強い作品集。
この中の「R」という話がすごく好き。 -
なんとなく嫌な感じの引っかかりを感じながら読んだ、、、。
嫌な感じがするクセにグングン読めた( ´艸`)
最後まで何が引っかかってるんかは分からんかったけど。
読み終わった後の満腹感は何やろう?
アタシにはタイトル通り120%でキャパ超えちゃってる1冊?
☆唇から蝶(Butterfly Was Born)
☆彼女の等式(Her Equality)
☆待ち伏せ(Waiting On The Corner)
☆ガリレオの餌(Galileo's Bait)
☆NEWSPAPER
☆雨の化石(Fossil Of Raindrops)
☆DIET COKE
☆R
☆120%COOOL -
「比喩表現が甘やかでロマンティック」――山田詠美さんの小説を読むといつも感じることです。この人はほんとの小説家なんだな、と、短編集を読むとますます思います。
とりわけドラマチックでもない些細な日常のなかにあるドラマ。そういうことこそが、本当はいちばんドラマチックなのかもしれない。様々なシチュエーションのなかで、人を愛したり別れたり…。
短編がたくさん収められている小説ですが、私のなかでいちばん印象に残ったのは、一番目の『唇から蝶』。非現実的でファンタジーな世界なのに、まったく違和感がなかった。こういうお話、大好き。
こういう小説集を読むと、自分もいろいろ経験すべきなんだな、と思わされます。とりあえず恋をしようと(笑) -
短編集
山田詠美さんの短篇集読むといつも思うけど
かっこいい女性が多い
女の人って本当にかっこよければ男なんて目じゃないぐらいかっこいい
しかもとても女性的な意味で
憧れるわ、年上の女 -
友達がオススメしていたので購入。
山田詠美の本は放課後の~しか読んだことがなかったので、今回のは放課後の音符みたいに高校生の(・∀・)キュンキュンした恋愛と言うよりは少し官能的でヴァーチャリスティックな恋のお話だったような気もします。ただ、9つの短編全てセックスをネタにしている、というか「セックス」という言葉が多用されているため、この言葉に対する自分の美意識を汚されているようだった。あまりに露骨に、多用すると陳腐なモノになってしまうし、飽きてしまう。 -
not cool
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「唇から蝶」が特に好きです。設定だけ聞くとグロいけど、とても官能的。詠美さんにしか書けない話がたくさん詰まってる短編集だと思います。
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「彼女の等式」
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詠美さんらしさがある小説だと思います。学生の頃によく読んでいました。「待ち伏せ」と「ガリレオの餌」が好き。