米長邦雄の運と謎―運命は性格の中にある (幻冬舎アウトロー文庫)

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著者 : 団鬼六
  • 幻冬舎 (1997年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877285128

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米長邦雄の運と謎―運命は性格の中にある (幻冬舎アウトロー文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 米長邦雄 追悼特集 

    先日読んだ「運を育てる」を、
    団鬼六という客観的な視点からさらに読み深めていくことができる1冊。

    団鬼六。
    こんなきっかけでもなければなかなか手にすることがない作家さんでありますが、そこはさすがプロ。文章がお上手。というか、勝手なイメージが先行していて失礼な話だが(もっとも作品自体を読んだことがないのだが。お詫び)、すごく品があった。

    鬼六さんエピソードにも興味深いものがいくつもあっておもしろかったし、
    ここでまさか渥美清さんの人柄に触れることになるとは思ってもみなかったし(こんな出会いがあると、今まで全く興味がなかった「男はつらいよ」とか観たくなるのが我ながら単純)、でもいちばんの掘り出しものは、当時まだ角川~に勤めていた見城さんが担当で出てきたこと。時代の流れを感じるとともに、その前後のエピソードがとても印象的。
    男性からみると興味深いんだろうなあ・・・。

    だんなさんのおかげで、自分では出会えなかったであろう1冊にまた出会えました。

  • 奇作だと思う。米長の運と謎について知りたいと思って読んだのに、話の大部分が別件についてであり、それも二転三転四転するので非常に落ち着かず要領が得ない。ただ個々のエピソードは面白いので、区切ってゆっくり読んだ方がいいかも。

  • ――――――――――――――――――――――――――――――
    人に興味を持つという事は、その人の性格に興味を持つ事である。33
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    同じ感受性でも、米長先生の場合は豊かな感受性ではなく、鋭い感受性だという。恋人の場合は、相手が鋭い感受性を持っていて、自分の持つ夢や、自分の悩みなどに敏感に反応してくれる事によって、愛情が深まっていくという場合がある。しかし、結婚するとなれば、その鋭い感受性というものが自分に細かく干渉したり、鋭く批判したりの矛先となり、息が詰まる事になるのではないか、というわけで、成程、女性の眼から見ればそういう風にも感じとれるものか。61
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    私のような悪徳派は、教祖の教えに背くかも知れないが、人間の人間としての完璧性は、必ずしも魂の美しさを必須の条件としない、という考えを持っているという事である。111
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    もっと私に好かれなさい、もっと私に惚れさせなさい、といった女神の声が、次第に米長さんの耳に入るようになってきた。141
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    米長さんの謙虚さというものは、人には少し神がかり過ぎると評されても、聖霊よりの啓示に素直に耳を傾ける所にある。145
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    何やら嬉しくてたまらぬといった風に、彼は子供みたいに無邪気にはしゃぐようになった。まるで女神から、そろそろあんたの出番だよ、といった啓示でも受けたのではないか、とてもいい笑顔を人に見せるようになった米長さんを見て、私はそんな感じを抱いたのである。177
    ――――――――――――――――――――――――――――――

  • 自分の観念を集団の観念に客観化する

    勝利の女神は謙虚と笑いを好みます。

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