彼の温度 (幻冬舎文庫)

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著者 : 狗飼恭子
  • 幻冬舎 (1997年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (178ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877285180

彼の温度 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

  • ・私、夢を見てたんだ。私が彼女にかなうわけなんかなかったのに。
    ・彼と逢えないことよりも、いつか来るだろうさよならの瞬間よりも、きっと私は、いつか今この瞬間を悲しく思い出すだろう。自分がペナントになり果てた瞬間。
    ・目に見えるものがすべてではない。ただ、見えないものを信じ続けるのは、とても疲れる。
    ・「…泣いたとしても、しょうがないことだよ。好きになっちゃったんだから。愛されたくて、優しくして欲しくて、彼を好きになったんじゃないんだから」
    ・逢えない夜を重ねて、不安を重ねて、大丈夫、まだ大丈夫なんて自分を騙してなだめすかして。本当はもうギリギリなのに。ギリギリを越えて溢れているのに。
    ・永遠の「好き」と、永遠の「嫌いにならない」は似ているようで全然違う。そのことに彼は、もしかしたら気づいてしまった。
    ・私は良い人間より、いい女になりたいと思う。

  • 寝込んだ日に読んだ本。
    内容忘れた。
    けど、10代後半の女の子なら共感しそうな内容・・・という印象は残りました。
    若い頃ってこうだったのかなぁ~なんて思ってしまう私はもういい年齢ってこと?
    恋する気持ちを失うのは、恋していた頃の自分自身を喪うのと同義なのかしら。

  • すごく好きな小説。きっと一生大切にする本。切ない、どきどき。

  • 同じ人に恋してしまった姉妹の切ない三日間。
    どうすればいいのか分からない……・。
    切なくて、あったかくて、苦しくて、抱きしめたくなる気持ち。
     
    (2007.05メモ→2010.04ブクログ)

  • 当時はこの作者をよく読んだ。内容は忘れた。

  • そんなに人気のない本なのかなと思ったけど、何だか印象深い一冊。
    この人の本で一番好きな本。

  • 同じ男に恋をしてしまった姉妹。
    前半は妹、後半は姉の、
    それぞれの一人称で淡々と綴られているが、
    その静けさゆえに余計に切ない。

    私には娘二人がいるので、
    読後に母親目線である自分に気づいた。
    姉妹がツラい想いを抱えることは、
    母としてやりきれない。
    そんな物語。

  • 薪子と苑子。
    2人の姉妹は同じ人を愛した。

    どっちかというと・・・薪子?
    何にせよ、淋しい話だなぁと思った。
    恋のハナシなのにね。

    みんなが孤独。

  • 男をダメにするダメ姉妹
    子供じみた自己中愛
    ゆずるもダメだ男だし
    純粋愛だと思えない
    エゴ愛
    私と違いすぎる
    受け入れがたい道徳なので
    共感できません



  • そんな事絶対できないけれど、そういう歪んだ気持ちってわかる気がする。あなたになりたかった。でも、あなたになれないっていうのは、よくわかってるんだ。だからかな?あなたのが欲しいの。あなたの大切なものを頂戴。あなたのじゃなきゃ意味がない。

  • 苑子も薪子もゆずるも好きになれなかったから。

  • 切なかったです。
    妹と姉、それぞれの立場からのお話が収録されてますが、どっちかの立場に感情移入すると思います。ちなみに、私は姉でした。

  • 擬音語がすごく不思議な感じで、静かな文章。

  • 姉妹で同じ人を好きになることってあるのかな。私は弟しかいないから分からないけれど。気持ちに整理をつけるのって普通以上に難しいだろう。でも区切りをつけなきゃいけない。姉妹それぞれの立場からの物語。

  • 傷つけたい。もっと鋭く、もっと深く、もっときつく、傷つけたい。

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