オーディション (幻冬舎文庫)

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著者 : 村上龍
  • 幻冬舎 (1997年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877285463

オーディション (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 学生時代以来15,6年ぶりに再読。
    話の大筋は覚えていたもののディテールは全く抜けていたのでそれなりに楽しめました。
    ストーリーは普通にホラーなので感動や高揚感といった感情とは無縁なのと
    色んな矛盾点というか解せないところが結構あって多少モヤモヤ感が残りました。

    しかし物語のところどころに滲み出てくるスノッブな男の生活が
    とても鼻について興醒めというかそんな印象も受けました。
    コニャックやらロマネ・コンティやらイイ大人が若い読者に
    お前らそんなもん知らないだろと上から諭すような表現がちょっとなぁ
    といった感じで。

    ただ学生時代に読んだのとは違って小学生の子供がいる今読むと
    突然妻を病気で亡くした時にどうやって乗り越えるかなど
    違う視点で楽しめたのかなとも思います。
    息子との会話もいい感じですしね。

    あとは主人公と山崎麻美の食事中の会話における
    日本の寿司や懐石料理に対する韓国やインドなどのスパイシーな料理との
    対比などの考察なんかは村上龍っぽくて面白かったですし
    40代の男が久しぶりの恋に舞い上がって手を握るか握らないか
    と中学生みたいに逡巡するところなんかは面白かったです。

  • サイコパスの話なんだけど、展開が早すぎて「はぁ?」って感じで終わった。もっと緻密に人物描写してほしかったな。

  • 容赦ないのがいい。村上龍らしい。

  • 殺人女が出てきたせいか、インザミソスープに似てると感じた。フランクの女性版のような。
    でも、女の思考がかなり謎に包まれていて、女の口から語られた事もいまいち信用できないような、
    そこは、フランクと全然違っていた。そういう意味で悪質な感覚を受けた。
    女の「嘘つき」という言葉は、オーディションの事を指すのか?と思ったが、それも分からない。

  • ストーリーの展開が単純。
    終わり方もイマイチ。

  • 村上龍の作品中でも評価が高い本書だが、自分には合わなかった。
    全体のボリュームから見て、前振りが長い。
    一方で麻美が失踪した後の展開が速い。
    麻美から見た"青山の裏切り"について、もう少し深い描写が欲しいと思った。
    映画ではどれたけアレンジされているのかわからないが、どちらかというと2時間のサスペンス・ドラマ向きではないだろうか。

  • 「油断するなよ」
    2015/02/02-02/10

  • 2014.10

  • 人気のサイコホラー映画を検索した時、上がっていたためまずは原作を購入。

    村上龍はエッセイを一冊読んだ限りで、小説を読むのは初めてだった。初見としての感想は、あまり好みでないな、という印象。
    オーディションで再婚相手を探すという発想はとても奇異で面白いと思えたが、恐怖をあおられることはなく、すこし拍子抜けしたイメージだ。そもそもの期待値が高すぎたのかもしれない。
    また、シナリオとしてもヤンデレという言語が現れてからは珍しくない。これは発売当初であれば斬新だったのかもしれないが、今ではかなりありふれてしまったように思う。また、表現方法も私には合わなかった。さらりと読み終えてしまい、物足りない。勿論好みの問題である割合が大きいので、誤解のありませんよう。
    映画ではどのような演出がされているのか、楽しみにする次第。

  • 怖い本なんだろうなと思って借りて、そう思いこんで読んでいるので、いつ、いつなんだ怖くなるのは、とどんどん読み進めていき、やっぱり怖かった。
    でも少し物足りない。女の人のこと、最後の出来事の描写、女の人の背景、そこらへんが割と短いので、もう少し深かったらなと思いました。

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