- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877285913
感想・レビュー・書評
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浅田次郎氏の語り口が絶妙である。
そしてほーっと浮かれている中で読み終えると、冷静な解説が見られてまた楽しい。
とりあえず、犯罪は割に合わないなーと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
浅田次朗による犯罪学教室といったところか。
この人ほんとにやくざな世界で生きていたのか、それとも聞き書きなのかよくわからん。 -
くだらなくて大好き。
この方が鉄道員書いたと思うと複雑。 -
ええっ、これがあの「鉄道員」を書いた人と同一人物か?
あの情景的で切ない話を書く浅田次郎の経験談とはとても思えない、濃厚な人間の本質と、社会の日のあたらない場所が描かれています。
人間の生きる力強さを感じました。 -
これ面白い。笑 リアル。
一連の極道系はこうした実体験をもとに
うまれたんだなぁ。どこまでほんとなんだろう。結構ヤバイことやってたんだなぁー -
すごく面白い。
でも多分、若干のフィクションが混じってるんじゃないかな…と思います。 -
法律と犯罪の境界の話は法学部卒業生として大変興味深く読めた。塀の中の実況中継は他に類を見ない生々しさです。
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16の講座と実習という構成で書かれた犯罪学エッセイ。今でこそ直木賞作家浅田氏であるが、その昔はやばい現場でほんとに仕事してただけあって、実体験から書かれた本書はいろいろとためになる。特に法律関係のところは、一読の価値あり。某法律相談番組よりもためになる(と思う)。
といっても経験もなしにこの本のとおりに犯罪を実行してしまうと、大概臭い飯を食う事になることは本文で指摘してあるので、そのあたり注意。