最後のストライク―津田恒美と生きた2年3カ月 (幻冬舎文庫)

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著者 : 津田晃代
  • 幻冬舎 (1998年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877286071

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最後のストライク―津田恒美と生きた2年3カ月 (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

  • かつて広島東洋カープに在籍し、脳腫瘍という困難に立ち向かった津田恒美選手を扱った本です。同内容の『もう一度、投げたかった』と併せての再読。『もう一度~』がドキュメンタリー番組を元にし、多角的であったのに対し、こちらは著者が津田夫人という事もあり、当事者による主観的なものとなっていて、2人の馴れ初めから発病~闘病が主となっています。巻末に寄せられた、バッテリーを組んだ達川光男氏の解説も相まって、当時を知る人にとってはより感情に訴えかけてくるかと思います。

  • 最後まで読むのが辛い本だった。壮絶と言っていい闘病記である。津田投手は同じ県の出身で、学年も2つしか違わないし、隣県に拠点を置く広島カープという球団で活躍した、と何かしら親近感を覚える選手だ。

    こういう闘病記は何冊も読んだことがあるが、どうしても治療で入院した病院の話が出てくることが多い。病院で働いている医療関係者の方がこういった本を読まれることはどのくらいあるのだろうか。病院と患者の関係というのは本当に難しいと思う。特に最後のステージになればなるほど、本人のみならず、残される家族の気持ちや感情をどう扱うかは、非常にセンシティブな問題だろう。

    自分が同じくがんでのべ2ヶ月近く入院した際には、幸いにして、とてもよい治療が受けられたと思う。医師や看護師の皆さんは本当に献身的で、休むことなく、いつも患者を明るく力づけておられて、ほんとうに頭が下がる思いをした。

    考えてみると、しかし、これからはさらに高齢化が進むと、患者の数に対して医療従事者の数はさらに逼迫した状況になっていくだろう。一人一人の患者の事情に合わせた、きめ細かいケアをしていくことが、時間的制約によって難しくなっていくのは想像に難くない。まだ自分はラッキーだったのかも知れない。

    人が健康であること、それについてとても重く考えざるを得ない。

    さて、自分もまたがんの再発、転移の高い可能性を身の内に抱える一人として、この本を読んでいる間、自分にとっての最悪のケースをもちろん想像してしまう時もあった。そういうときは、途中で読むのをやめてしまおうかと思うこともあった。

    しかし、この本には、奥様が津田投手を力を振り絞って支え続ける日々の中で、どういうことを思ったり、考えていたかもよく書かれている。患者も大変だが、それと同じかそれ以上に家族や近しい人たちも大変なのだ、ということもよく分かった。自分は、そういう人たちの気持ちについて、そこまで深く考えたことがあるか、と気づかされたように思う。

    自分の未来をちょっと悲観して、凹んだ瞬間もあったが、読んでよかったな、と思う。

  • 津田投手が大好きだったので星5。
    リリーフで直球をバンバン投げていたのをおもいだして、やっぱり読んでいてつらくなります。
    あきらめない、前向きにいきる、津田夫妻の絆が素晴らしいです。
    日々大切に生きていこうと思います。

  • 自宅ソファーで読了(21/100)
    日々出来ることを目一杯やらねばだ。

  • これはドラマ化か何かを一度見たあとに読んだ。今読んだらわからないけど、当時は感動したし熱くなる実話だった。

  • 津田選手の不屈の闘志と、奥さんの愛情に感動しました。
    購入して本当に良かったです。

  •  負けても負けても大好きなカープで最も印象深い選手の一人。NHKの感動的な特集を観たのはかなり以前。読後感は柳田邦男氏の「『死の医学』への日記」並に重たくてしんどい。
     ここにも告知に関する課題が記されていた。自分が重たい病気に罹ったとき,果たしてどうだろうか。知りたくない気になるかも知れないが,さすがに周囲が皆知っている状況は辛いので,全て知りたい。

  • 4877286071 263p 1988・6・25 初版

  • 内田和夫先生推薦

    プロ野球セリーグ。広島カープがめっぽう強かった時代。どんな打者にも直球一本勝負の炎のストッパーがいた。その名は津田恒美。だが、29歳の若さで悪性の脳腫瘍に倒れてしまう。学生の晃代さんがバイトでコンパニオンとして出向いたホテル。そこでは投手津田と出会う運命が待っていた。やがてプロ野球選手の奥さんに。一行一行に切迫感ある愛情が溢れる。二十歳代だから書けた愛の手記だとおもう。

  • 友人が貸してくれたのです。
    NHKの特番は見ました。

    現役時代を知りませんが、偉大なカープの選手として知っておきたかった。

    『闘病記』という本としての読書をしたわけではないケド、津田さんに☆5つ!

  • よかった。
    正直、手にした時は『誰?』っていう感じで、何にも知らなかったけど、奥さんに綴られたこの本を読むうちに、どんどん引き込まれていって、一気に読み終わった。
    実際、自分自身の持病(たいした物じゃないけど)についても食事療法を考えてみようかなと思った。

  • 大好きな、津田恒美の本・・・ 涙

  • かつて「炎のストッパー」と呼ばれ、太く短い野球人生を送った津田恒実。その津田投手の奥さんが綴った、心温まる本です。

  • 広島・炎のストッパーと呼ばれた津田恒美。最後まで直球勝負に命をかけた人生。野球ってこんなにもスゴイものだと感じました!自分もこんな真っ向勝負のピッチャーになりたい!!!

  • 大学の友達の部屋にあってもらった本。

  • カープ狂だった中学??の時に読んで未だに忘れられない本。
    諦めないことの大切さ・ひたむきに生きることの美しさがいっぱいつまった本です。

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