ファイナル・ブルー: 永遠 (幻冬舎文庫 さ 1-6)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 277
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877286231

感想・レビュー・書評

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  •  内容としては「理由のない死」に憧れを抱く「ホタル」という女の子が、あるシンジという男の子と出会って、変わっていく話。
     簡単に言うと、そんな感じ。
     多分、ホタルがシンジに抱いた感情を「恋」と人は呼ぶのだろうし。
     その点で言ったら、この本は十分に恋愛小説だと思う。
     でも。
    「桜井亜美」っていう作家が書いてるのって、多分きっと、今の僕が一番書きたいもの……「飢え」だと思うんだよね。
    「愛に飢えている女の子」とか、「愛に飢えている男の子」が、身を寄せ合う。
     もちろん、飢えている理由も様々だし。
     その表現の仕方も人によって様々。
     だから、同じテーマでいっぱい小説をこの「桜井亜美」って人は書けるんだと思う。
     でも、根底に流れる色、というか基本はきっと一緒。

     だから私は、この人の話のタイトルを僕は覚えられない(苦笑)
     色が似過ぎてて、混乱する。

  • みんな、天国でなんか救われたくないのだ。この地上で救われるためにあがいてもがいてる

  • みんな、天国でなんか救われたくないのだ。この地上で救われるためにあがいてもがいてる

  • 「あたしね、人に注目されてるときだけ、自分がほんとに生きてるんだって思えるんだ」

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