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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
かなりおもしろかったです。夜更かしして一気読みしました。 ぬるい奴らがうろうろしてる壊れた現代の日本に、アメリカのマジもんの、猟奇殺人鬼がやってくる。舞台は歌舞伎町。 十五年前に書かれたものか。 あとがきに、 「既にわたしは飽き飽きしているが、崩壊は止むことなくいっそうのスピードを速め、反動化と退行は深まるだろうと思う。」 とあります。 「援助交際」はもはやメディアでとりあげら... 続きを読む »
久々に、村上龍を。 第一部は、サスペンスの様にドキドキと。 第二部は、グロテスクで気持ち悪く吐きそうに。 第三部は、何故かフランクのことを理解して。 イヤミス、のように、(いやまずこれはミステリではないからたとえが良くないが) こう、後味の悪さに気持ち悪くなることはない 第二部は本当に、吐き気がするけれど。 ケンジのように、言葉にならない、恐怖と気がつかない恐怖に乗っ取られて、言葉が... 続きを読む »
狂気。どこにも安心感は得られず、読み進めほどに息苦しい。
ケンジの細かい感情描写に引き込まれる。
はじめっからどこかおかしい。クレイジー。だからこそ読むのが止められない。そんな文章書く村上龍さんすごいな。
”そういうものを見てしまうと、自分の次の行動をイメージする力が失われる。リアルなものが姿を現さない場所でおれたちが生きているからだ。”
何が正しくて何が悪い?狂ってるのはだれ?正義は?私たちはどの世界で生きているんだろう?
可もなく不可もなく、普通の村上小説です。 日本の性ガイドをしてる普通の村上的主人公がクライアントの外人を3日間案内するんだけど、その外人が、こう、なんて言うのかな、言葉では上手く説明できないんだけど、とにかくその外人が変なんだよ、変って言っても別に頭がおかしいとか性癖が変わってるとか、そういった一見してわかる変じゃなくて、これは一緒にいた人じゃないとわからないと思うんだけど、とにかく、あ、こ... 続きを読む »
初めにこの本を手に取ったのは小学五年生のときで、まだ純情だった私はセックスなどの卑猥な単語を直視できずに、わずか七ページばかりしか目を通さなかった。
2011.11.23読了。
怖い。
濃い。
想像していたのと違った。
でも面白い。
その影響を受けて、というわけでもないのだが
今日のお弁当にはみそ汁をつけることにした。
汗の匂い……かなあ。
咳が止まらない。
村上龍の作品群は、彼の一貫した考え方が丈夫な脊椎の様にぴんと走っていて失望せずに読める。特に終盤の告白のシーンは共感した。中盤辺りから結末を予想しながら読んだのだが、読み終えてみて、そういうことはナンセンスだということに気付かされた。
あまり好きな話ではない。
ただ殺人シーンなどではない、人間の内面の寂しさや孤独、そして狂い方の書き方は相変わらず目を見張るものがある。
僕の中にはフランクはいないので星は二つ。
でも昔はいたかも知れない。
『中田語録』でのコメントに引かれて読みました。 実は20数年ぶりの村上龍です。
人の無関心と殺伐さが感じられる作品だと思います。
でも、すごくいやな感じなのにあっという間に読了だったのはこの人ならではだと思います。
中学生くらいで読んだときは、意味がわからなかった。
高校時代に読み直して、自分の成長(?)を実感できた作品。
中身もこわいけど表紙がこわすぎてトラウマ
中学の時、表紙のせいで夜眠れなくなった
でも、夢中になって読んだ
もう一回チャレンジしたい
実際にあった殺人事件と発表された時期と内容がかぶっていていろんな意味でぞくっとした。内容はかなり猟奇的だけどおもしろい。
丁度大学受験のときのお正月に購入したんだけどそのまま読みふけってしまった思い出が。
龍さんの作品では時々予言というか物語の内容が現実に起こる事があって、この作品も龍さん自身があとがきで書いてるとうりです。「愛と幻想の」もその後の事件を予言したみたいに言われてましたね。
怖い。グロい、フランク。
でも、愛着が持てるのはフランクを生み出したシステムを心のどこかで憎んでるからじゃないかな。
日本語が苦手な外人さんのために、歌舞伎町のえっちなお店を紹介するケンジが、フランクという奇妙な外人と過ごした三日間のお話。 村上龍の本のなかでは好きなほう、かなり。夢中で読んだ。グロい……いや怖いの方が正確かも。 ホラー、フィアー、テラー、スリラー…いろんな恐怖の概念があるけど、ぼくが感じたのはどれになるのだろう。けど、日本語で言うと恐怖という二字熟語でまとめられちゃう。 素人は、本当に心の底から... 続きを読む »
正直、怖いよコレ。
破壊的なシーンの描写がうまく、鮮明に自分の頭の中にイメージが描かれる。
中途半端な映画やドラマよりもよっぽど鮮明にね。
物語は夜の歓楽街を案内するケンジのもとに、
米国人フランクがやってくるところから展開され、
そのフランクが異常な殺戮を繰り返していくというもの。
難しく考えれば、日本社会への批判だとか
いろいろな捕らえ方はあるのかも知れないが、
単純にエンターテインメントとして読んでも十二分に楽しめる。
(メンタル的に弱っているときに読むことは薦めないが・・・)

グローバル化がすすむ中、日本人が世界の舞台で活躍できない、目を背けていたい本質を暴いている・・・ような気がして考えさせられました。





