サマー・バレンタイン (幻冬舎文庫 ゆ 1-3)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 604
感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877286354

感想・レビュー・書評

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  • 唯川恵さん本の中では一番好き!☆すごくロマンチックで爽やかな恋愛小説◎

  • 夏のバレンタインといえば、七夕の出会い。
    チョコを渡す習慣があるのだろうか。
    著者はあとがきで、「忘れられない一冊になりそう」とのこと。
    高校時代の思い出を忘れたい人と忘れられない人が登場する。
    忘れたい日とには、忘れられない一冊にはならないような気もする。

    取材協力岡山県美星町。何日くらい取材したのだろう。
    少なくとも七夕には行ったはず。
    忘れられない一冊にするためには、何日美星町で取材すればいいだろう。

    同姓の友人の死。それは、こんなに軽いものだろうか?
    唯川恵にしては疑問の残る作品かもしれない。
    切替を強調せずに、切り替わるのを待つのだろうか。

  • 時が過ぎ去ってゆくなかで、変わりゆく自分達を、昔忘れかけていた大切な想いに気づかせてくれる恋愛小説。

  • 何か素敵

  • 1995年6月に刊行された作品です。

    岡山県の美星町が舞台となっていて、大人になっていくことのやるせなさとかつて輝いていた自身の青春への憧れ、伝えられなかった恋心などが、星を眺めるという描写と共に美しく描かれています。

    文庫版あとがきで書かれていましたが、本作は阪神淡路大震災の直後に書かれた作品です。その影響なのか、文章一つ一つに透き通ったエネルギーが感じられお祈りのような特別な空気感が伝わってくるのが魅力的な作品だなと思います。

    また、インターネットがない時代の恋愛小説を今読むとどこか落ち着くというか、感情の進展がスローで丁寧で、一つ一つのやりとりが切実で、それゆえにロマンチックで、いいなあと思います。

    たまには古い作品に手を伸ばしてみるのも贅沢な時間だったなと思います。

  • 唯川恵ワールドのなかでカコイチ。読んでてこんなに身近にかんじられてかつときめいてしまう世界観すごい。

  • 思い続けていても
    高校時代の親友の恋人

    言い出せないまま
    再会してもこころのなかに持ちつづけるだけ。

    岡山の美星町で再会した二人。
    最後はよかった!

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