シナリオ 仁義なき戦い: 仁義なき戦い 広島死闘篇 代理戦争頂上作戦 (幻冬舎アウトロー文庫 O 8-2)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877286392

作品紹介・あらすじ

昭和22年、復員後ぶらぶらしていた広能昌三(菅原文太)は闇市で暴れる男を射殺、刑務所送りになったことから暴力社会に身を置く。以来20年、血で血を洗う、広島ヤクザ抗争の火蓋が切って落とされた。暗殺、裏切り、復讐、非業の死、力の均衡のみならず、暴力の抒情、男女の愚かしさまでを活写し、戦後日本の現実と人間を描ききったアウトロー映画の傑作。

感想・レビュー・書評

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  • 二十年にわたって血で血を洗う抗争を続けた広島やくざ。暗殺、裏切り、復讐、非業の死、力の均衡だけでなく、暴力の抒情、男女の愚かしさを活写し、戦後日本の現実と人間を描ききった傑作ヤクザ映画シリーズ「仁義なき戦い」のシナリオを、第1作から「仁義なき戦い頂上作戦」まで収録。また「仁義なき戦い」シリーズ制作の裏側を振り返る「「仁義なき戦い」の300日」も収録。

    「仁義なき戦い」シリーズのシナリオでは、ヤクザの心情が生々しく描く広島弁のセリフをじっくりと楽しめる。
    また「「仁義なき戦い」の300日」では、原作となったルポ「仁義なき戦い」の取材相手である美能幸三氏との緊張の初対面、どの程度実録に近づけてストーリーを構成させるかの苦労、キャスティングの苦労など、興味深い裏話が満載で「仁義なき戦い」ファンにはマストのシナリオ本。

  • 仁義なきキリスト教史、参考文献

  • 呉、輪島などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

昭和2年(1927)東京生まれ。新潟県長岡中学を卒業後、海軍特別幹部練習生となり、大竹海兵団に入団。復員後、様々な職につき、昭和29年東映株式会社宣伝部に常勤嘱託として採用される。昭和33年、脚本家デビュー。美空ひばりの主演作や時代劇、『日本侠客伝』シリーズ、『博奕打ち 総長賭博』をはじめとする東映任侠映画、『日本暗殺秘録』、『仁義なき戦い』四部作、『二百三高地』『大日本帝国』、『226』等を執筆。平成14年死去。

「2018年 『笠原和夫傑作選 日本暗殺秘録――昭和史~戦争映画篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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