生死半半 (幻冬舎文庫 よ 4-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877286859

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  • 「生死半半」4

    著者 淀川長治
    出版 幻冬舎文庫

    p98より引用
    “好きな仕事に命懸けで取り組んでいれば、
    疲れるどころか逆にどんどん元気が出てきます。”

    「さよなら・さよなら・さよなら」のフレーズで有名な、
    映画解説者である著者による、
    生と死について考えたエッセイ集。
    生死に対する著者の考えが、
    映画のセリフの引用等と共に書かれています。

    上記の引用は、
    著者の仕事に対する姿勢に関しての一文。
    確かに、
    自分の好きな事をしているときは、
    気分が高揚して疲れを感じない物です。
    それが仕事ならば毎日楽しくて仕方ないのですが、
    なかなかそうはいかないです。
    以前読んだ「「やりたいこと」がわからない人たちへ」の中には、
    自分のしている事をいつまでも嫌いではいられない、
    という様に書いてあったので、
    とりあえずやめてしまわないように気をつけます。
    著者が解説をしていた映画番組は今でもありますが、
    最近は著者のような映画解説者をあまり見られないのが、
    少し残念です。

    ーーーーー

著者プロフィール

〈銀幕の語り部〉〈映画の伝道師〉と称された映画解説者、評論家。TV日曜洋画劇場の“サヨナラおじさん”として親しまれ、鋭い映画の鑑識眼と絶妙の語り口で映画の魅力を伝えてくれた。1998年11月没。

「2022年 『淀川長治映画ベスト100&ベストテン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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