14―fourteen (幻冬舎文庫)

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著者 : 桜井亜美
  • 幻冬舎 (1999年2月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877286927

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14―fourteen (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「そうです、僕が酒鬼薔薇聖斗です」


    実際に起きた事件の

    少年ダイドウカズキ君の物語を桜井亜美さんが書いた。

    決して否定も肯定もしない作品。

    沢山殺してしまった少年は
    世界から殺されそうになっていた

    そうして初めに自分を殺したんだねとアタシは泣けてきた

    殺人は決していいことではない
    犯罪だ

    でもそうなってしまった
    そうしてしまった
    そんな子供の心を作ってしまった

    世界を考えてあげて欲しい

  • 酒鬼薔薇関聯本二冊目。
    桜井亜美は前から読んでみたいと思っていて、先日映画『ぼくたちは上手にゆっくりできない。』で最も桜井亜美の作品が良く、この本のことは知っていたので、これを買った次第。タイミングが来たということで読んだ。

    『さよなら、ニルヴァーナ』と違い、酒鬼薔薇本人が主人公になっている。興味があると言いながらノンフィクションやルポルタージュ本などは読んでいないので、この小説の内容がどこまで事実に基づいているのかは分からないのだけれど、彼の内面を描こうとした心意気はすごいと思う。ただ、作者が女性だからか彼が小動物などを殺害するときに感じていた性的興奮の話などはほぼ出て来ず、彼の信じる「神」に対する信奉に重きが置かれていたのが違いかなと感じた。

    実際はどうだったのか。次はいよいよ『絶歌』である。

  • 忘れた頃に何度も読み返していたけれど。

    この事件に関する書籍を読み漁り始めた最近なら、全てが腑に落ちたような気がした。

  • 桜井さんが何でこの本を書いたのか
    全然分からない。
    物語としては面白いのに、
    嫌悪感を抱くほど好きになれない。

  • 好き放題書いてますね…。こういう商売が私はもともと好きではないようです。
    桐野夏生のグロテスクも形式は似てますが、あれは物語の掘り起こしという点でこの作品とは異なるのではないかと。

  • 中学か高校のとき、これで読書感想文書いて、学校代表にしてもらった記憶がある。でも何を書いたかはぼんやりとしか覚えていない。「認められたい」という欲求を軸にしてたような記憶。当時の作文、読みたいけど読みたくない!

  • 桜井作品の中では一番好きな本。某事件を題材に、犯人である少年の視点から少年の心の闇を描く。

  • 亜美っぽくないようですごく亜美っぽかった。
    こういうのが根本にあるんだろうなぁと思う。

  • どこまで取材したものかは分からないけど、とにかく衝撃だった。最悪なのに引き込まれた。

  • ★あらすじ★
    13歳のカズキは、妄想の世界の親友BJとしか会話ができない。「世界を破壊しろ!」という命令を守るため、14歳になった彼は儀式を始める。<そうです、僕が酒鬼薔薇聖斗です>衝撃の問題作。

  • 高校1年生のときに読みました。

    今私達の日常の中で、高校生や中学生が人を殺してしまったニュースなんてよく耳にする。
    私達は、もぉ驚く事なんてない。
    「またか。」

    10年前を思い出して欲しい。

    あの時代、少年犯罪、特に17歳による犯罪が増えてて、「危険な17歳」「17歳になると皆が犯罪を犯す。」
    なんて言われてたのを覚えている。
    私はどんな17歳になるんだろう。
    17歳になるのが恐かったような気がする。

    1997年、神戸で起きた酒鬼薔薇聖斗の事件。
    14歳の彼が犯罪を、しかも、首を切り取り校門に置くという衝撃的な事件を起こした。


    彼を皆が“異常な人間”とした。
    近所の子どもを殺して、その死体の首を切り取り、洗面所でその首を清めた。それを学校の校門に置いた。

    けど、彼だって人の子。 お父さんとお母さんがいて、家族がいる。

    彼は学校では被害者だった。
    周りの子に無視されて、いじめられてて。

    “痛みを知ってる人は、みんなに優しくできる。”
    それって本当なのだろうか。

    じゃぁ、どうして彼は人を殺してしまったのだろうか?

    それは、彼を救ってあげる人がいなかったから。
    愛をあげる人がいなかったから。
    彼はずっと助けを求めていたのに。本当は淋しくてしかたなかったのに。

    「そうです、僕が酒鬼薔薇聖斗です。」

  • 蜷川実花の表紙が美しい。

  • 酒鬼薔薇事件という事件が実際にあったことを知ったのは
    読み終わってから数ヶ月あと。
    バトルロワイヤル・インサイダーの中に出てきたのは、この本のことなのでしょうか?

  • 「酒鬼薔薇聖斗」を題材にした小説。
    人によっては嫌な気分になるかも・・;

    でもとてもスキです。

  • 衝撃的だった。この本を通してはじめて酒鬼薔薇事件を知ったので、とても吃驚しました。なんてこったい…

  • 妄想の世界で生きる少年の衝撃の問題作。

  • 謎の多い桜井さん。自分はそんな彼女に引き寄せられたひとりです。彼女の感性・世界観と理系・詩的な表現がとても気に入っています。実際の事件をモチーフにしたお話。人によっては嫌悪感を抱くかも…。

  • 友達が捨てたのを拾って、数ページ読んで捨てた。……と思ったら本棚の隅にまだあった

  • この本を少年Aが読んだのだとしたら、彼は何を思ったのだろう?
    深く考えさせられた。

  • モチーフとなった事件のことをおもうと、このさくひんをどううけとめればよいのかわからない。ところどころ、リアルすぎてこわくなる。しゃかいやかぞくやがっこうへの憎しみが、しょうねんのこころをここまでゆがませてしまったんだね。

  • 神戸の事件をモチーフにした小説。少年Aの目線で書いてます・・・。

  • 少年Aの話。
    この人の話は答えが書いていなくて、気持ちが悪い。
    だけど、いろいろ考えさせられる。

  • 状況が嵌りすぎてこわい。正義感の強い人は嫌いかもしれない。

  • 今でも衝撃が拭い去れない「酒鬼薔薇」事件。あのころ、地震やサリン事件なんかもありましたね。
    フィクションとしては素晴らしいのですが、何分モチーフとした事件がショッキングだったので・・・

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