大学で何を学ぶか (幻冬舎文庫)

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著者 : 浅羽通明
  • 幻冬舎 (1999年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877287054

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大学で何を学ぶか (幻冬舎文庫)の感想・レビュー・書評

  • 大学に入って何をすればよいかわからない時に出会い、衝撃を受けた本。
    教養科目って何のために学ぶの?大学で学んだことは将来役に立つの?様々な矛盾を孕んだ”大学”とどう向きあうべきかが見える。
    悩める大学生必読の一冊!!

    鹿児島大学 : まっつー。

  • 大学で勉強することと社会のニーズが一致していないことがわかった。
    でもこれは出版が古いので現在はどうなのだろうか、、、、

  • 「まじめな貴君は警戒すべし・・・」という言葉で始まるこの本。
    大学で勉強したことは役に立たない?
    教養科目であるのに専門のように難しい授業。
    何のための教養か?

    大学で何を学ぶかについて書かれた他の本とは全く色合いが違います。
    ただなんとなく勉強しているあなたに読んでもらいたいです。

    【鹿児島大学】 ペンネーム:B
    ------------------------------------------------------------
    鹿大図書館に所蔵がある本です。
    〔所蔵情報〕⇒ http://kusv2.lib.kagoshima-u.ac.jp/cgi-bin/opc/opaclinki.cgi?fword=21196085421
    -----------------------------------------------------------

  •  歴史的名著ではないですか。記述の内容もスタイルも古いけどまだまだ全然現役です。書いてる内容がいちいち正しくて割とつらい。そうよね、大学って世間よね。教養ってそういうことよね。ドンピシャリな分析にあたしゃ泣けてくるよ。
     でも序盤で泣いた人間が最後には一番励まされるという展開にもなってたりして。何が一番泣けたってこの優しさですよ。そりゃ厳しいんですけどね。厳しいこと言われて呆然としてるところに「だけどな、こうも考えられるんだよ」って慰めてもらったら男でも惚れますよね。あ、あたしのこと考えてくれてたからあんなに厳しいこと言ったんだ。人間これには弱い。想ってもらえる感覚には弱いんだ。人情ってやつよねえ。
     閑話休題。
     思想だとか文学やってて何になるのって話に対して、私は最近、他者に深くコミットすること、さらにその経験によって思考を複数的なものとして試みること、意味分かりませんね、つまり自分には全く共有できないような価値観に入り込んで、それを演じる訓練をすること、さらに言えばそうしたことを通じて色んなやり方を開拓すること、そういう経験を与えてくれるのが思想とか文学なんじゃないのかって思ってるんですが、ここで論じられている内容がまさにそんな感じで嬉しかったです。共有できるものが殆どない明確な他者なんて、生活の中にはあまりいないし、大体そういうのは異物として排除することも排除されることも社会的に許されてますからね。双方向的に差別が正当化され得るじゃない。だから結局コミットするべき対象としては最初から除外されちゃってる。でも書物は非日常的な環境において本物の他者と対峙することを要求してくる。それって結構刺激になるし、何よりおもしろいぜ? という。そういう話。あんまり閑話休題にならなかった。
     まあそんなこんなで歴史的名著なんですが、なんと解説が高島さんなわけで、名著度のランク二つぐらいそれで上がってますね、っていうか、最後の二行で高島さんが全部持ってっちゃった感じありすぎなんですが、このかわいさ、ちょっと反則すぎやしませんかねえ。正直きゅんとしてにやけてしまいましたよあたしゃあ。まったく、ずるいお人だよ……。

  • いろんな角度から見た「大学」。良い大学、悪い大学なんてものはなく、その大学で何をしたか、これが大事である。

  • 学校は、勉強をする所なので勉強だけを学ぶ所だと思っていました。しかし、この本を読んで、学校は、勉強だけを学ぶ所ではないことが分かりました。ただ先生の話を聞いて家に帰ると言うだけでは、学校に来ている意味がないことに気づきました。先生の話を聞いて、何を吸収して活かして帰るかがかなり重要だと言うことに気づきました。学校は、勉強をする場所ではなく、勉強を吸収して活かすことを学ぶ場所だと思います。みなさんもこの本を読んで考えてみて下さい。

  • 「何を」と言うのがポイント。そして「勉強」ではなく「学ぶ」と言う所も、本書のポイント。

  • 世の中で必要とされるのは、能力のある人間ではなくて使いやすい人間である、という基本が変わる事はまずないであろう。全ては、この現実を直視したところからしか始まらない。
    フリータやりながら人生を模索する道は、あんまり勧められないな。というのはね、この国では、どこかの「世間」に所属していないと、どこからも全く相手にされないからだ。

  • しかし、自分は特に誇るべき技能もなくほかよりも優れているとも思わ無いが、そんな自分で十分足りていると自己肯定できたとき、彼は「標準的」人間と呼ばれてよい

  • 斬新だか内容は薄い。
    半分くらいは就活の話。
    就活では、大学で何をしたか・勉強したかは、それほど意味を持たない。どれほどの『世間』をもっているか=どの大学を出ているかが重要。

    また、公認会計士などを目指して勉強に勤しんでいるのは、実は逃げではないか?という問いが印象的だった。

  • 今年大学1年になったものです。
    僕自身は理系ですが、この本を読んでとりあえずは他にやることもないから勉強しようというような考えはもたないでやっていこうと思いました。

  • 大学時代に読んだ。一切覚えていない。

  • 大学とはどのようなところかを説明する書。高校と大学の教育の違い、一般教養の授業の問題点、教授が先生でなく研究者であること(教育のプロでない)など日本で当たり前に行われいる大学教育の問題点を指摘。
     もう一つ、日本という国が「個」よりも「世間」を重んじる傾向にあることに注目。例えば東大生をほしがる企業があるが、これはその東大生の能力というより、「東大」という大きな背景をほしがる。「世間」に属さない人間は相手にされない。これが日本特有の(学歴)社会であることを指摘。これはなかなか面白かった。
     総合的に見て非常に良書。ただ、SFCプッシュし過ぎ。確かにSFC教育はユニークであるが、日本の教育にあってない点もあり、問題点もある。それに理念にそった教育が完全に行われていない点もある。 
     大学生より高校生におすすめ。進路の参考になる。また、SFCの学生にもいいかも。客観的に自分の大学を見るきっかけになる。

  • 請求記号・377.04/As 資料ID・310000489

  • やっぱり、ネームバリューが大事

  • 大学というものを改めて見つめなおしたもの。
    本書での大学に対する見方は斬新で面白かった。

  • 大学っていうのは、机に向かう勉強する場所でもあるし、いろんな人と出会う場所でもある。とりあえず大学側に何かをしてもらおうとただじっと待ってないで、自分から行動したいですね。要は自分次第。

  • 途中で挫折…

  • この本は大学新入生向けの本ですね。
    私も大学に入って数年が経ちますが、今読んで思うのはもう少し早く読んでみたかったなと。

    本書の想定している読者層は、かなり大学という知的空間に期待を寄せている高校生の方向けに書かれています。
    昨今、厳しさを増す就活の仕方についても書かれていますから、現役の高校生や浪人生が今のうちに読んでおくことは有益だと思います。
    特に文系の人文学系に進みたい方は必読といってもよいと思います。なぜかというと、人文学系は非常に面白い学問区分ですが、市場を分析する経済学などと比べると社会に出てから使いにくい学問区分です。
    というよりも、大学で学んだ人文学系の知識を就活で使おうなんて基本的にNGというのが通例です(本文にもそのような記述あり)。となると、人文学系の知識というのは基本的には、実用的な知識ではなく、教養みたいなものとなるでしょう。
    では今後、人文学的な知識は教養であるという前提で話を進めますが、なぜそのような教養は必要なのでしょうか。

    --後日、記述します。とりあえず、今日はここまで。--

  • 今更ながら読んでみた本。
    今まで過ごした学生生活を後悔してみたり、これからの僅かな時間への心構えというか、少しだけでも自分に変化が芽生えた本ですね。

  • 主に文系大学生向き。タイトルから連想されるイメージ(堅い、真面目)とは裏腹に、「すれた」大学観が語られる。大学教育が大衆化した現代(出版当時のだけど)では、もはや大学生がエリートとしてもてはやされることはない。真面目に学問やったとしても、院に行くのでなければ、その努力は報われにくい。では大学生活をどう過ごせばいいのだろう。「学生は勉強が本分」という建前は置いといて、そもそも世間は大学・大学生をどう見ていて、そして世間から評価される大学生とはどんなものかを、世間を見てきたジャーナリストの著者がかなりあけすけに語る。ただ結局は「高学歴ほどいい」という身もフタもない結論なので、もう大学に入ってしまった人にはあまり役に立たないかも。
    まとめると、学者にならない学生なら、大学で学ぶ教養は「趣味」程度に考えとく方がよい、というアドバイスになるのだけど。それでも教養を求めてしまう学生はやっぱりいるだろう。本の最後の部分では、そうした学生に向けて、現代における教養・インテリの意義を語っている。教養の意義とは、世俗に根付いている既存の価値観が通用しなくなったとき、(たとえば時代の変わり目とかに)全く異なった価値観を提示できるところにある。よく学問は浮世離れしていると言われるが、だからこそ、浮世が行き詰ってしまうような特殊な事態に対応できるのだ。著者は教養とは価値観のカタログであり、インテリとはそのカタログを持っている人間だという。インテリはもはや特権階級ではないが、人類が新しい時代を迎えたとき、そのときこそ教養はその真価を発揮するという。そんな話。これから大学で勉強しようという人には、良い刺激になるかも知れない。

  • 外から見た大学の姿。

    一般教養とか専門の講義とか、それって就職や生きていく上で意味があるの?
    企業が見ているのは学歴(どの大学に入れるほどの基礎学力があるか/同門の人脈)。
    有名大学でなければ、どんな仕事でもこなす、というバイタリティーを活かせ。
    上記が多数派であるが、こうした社会生活を営むのが困難、という人はその道を深め、宗教者、哲学者のように他人の頼りとなる道がある。

    10年以上前に出版された本なので就職事情や企業体質の記述に若干の古さは否めないが、大学に対する見解は今でも当てはまると思う。

  • 一見すると、単なる大学批判の本にすぎないと感じるかもしれない。大学はコネを作るために行くものであり、会社もそれを求めて学生を採用しているという事実を改めて思い知らされた。所詮、この世は学歴社会なのかもしれない。読み進めていくうちに、そう感じることだろう。
    しかし、この本の不思議なところは、その逆境の中で自分がこれから何をすべきかを考えさせてくれるところである。自分の本当にやりたいことは何なのか、それをもう一度心の中から呼び戻し、学習への意欲と変えてくれる。事実、なぜかはよくわからないが、気象予報士を目指してもいいのでは?という考えにシフトしていった。自分ならなんとかできる。必ずできる。そう感じさせてくれる一冊だった。これからやるべきことは、その情報収集である。狙う価値があるのなら、徹底的に攻めてみる。自分の長所を生かしてスペシャリストを目指せ。そう暗示した本なのかもしれない。

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本書を手にしたまじめな君は、何の疑問も持たず、大学では勉強するもんだと張り切ってるんじゃないか?だとしたら、それは問題だ。では、その問題って何だ?いま学生に必要なのは「学ぶこと」が、世の中(とくに会社という「世間」)でどんな意義があるかを考えることなのだ!フツーの学生のための、まったく新しい『学問のすゝめ』の登場。

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