- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784877287153
感想・レビュー・書評
-
高校?の時に教科書だったかに載っていて読んだのですが、10年以上たった今でもたまに思い出すくらい印象に残ってる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お洒落なイラストとは裏腹に、流石は三谷幸喜さん。しょーもない男をこれでもかと書いてるのが笑える。 大人の絵本です☺️
-
三谷作品大好きです。
学生時代にサークルの先輩から借りた、VHSに録画された舞台(確か『ショウ・マスト・ゴー・オン』)めちゃめちゃ面白かったなー。DVD化してくれないかなー戯曲売ってくれないかなー絶対買うんだけどなー。
『ラヂオの時間』とか『ステキな金縛り』とか『12人の優しい日本人』とか映画もイイですよねー。シナリオ出版してくれないかなー絶対買うんだけどなー。
と、常日頃から溢れる”三谷欲”を持て余していたので、こちらの短編小説(?)を舐めるように拝読いたしました。
好意を寄せる女性と映画を観に行くことに成功した奥手な男性が、ふと「今日は楽しかったね」的な内容の電話をかけてみようかと思い立ってしまったのが運の尽き。哀しくも滑稽な一夜が始まります。
唐仁原教久氏の挿絵と相まって、こう、大人の絵本とでも言いましょうか、活字だけの小説よりもより演劇的な仕上がり。
ってか、フォントサイズ変えるの卑怯です。それだけで笑っちゃう。
ちなみにこの作品、高校の現代文の教科書に載ってる(=載せてる出版社もある)んですよね。どんな授業するんだろう……。 -
ストーカーの話。だと思う。女性との距離の取り方がわからない可愛そうな男の話かと思いきや、後半から狂気が盛りだくさんです。小指の先程度にゾッとしたいときにはおすすめの本。
-
フィクションかノンフクションか。
あんなに素敵な奥さんをゲットできたのに、なぜ。
それとも、ああだからゲットできたのか。 -
絵本のような感覚で読めます。
かわいそうなようで、自業自得なようで、そんな残念な男性のお話。
気になりだしたら止まらない、そんな心情をリアルに描いてます。
同じ言葉の繰り返しがこんなに面白いなんて。けっこう笑ってしまいました。 -
これが笑えてしまうのは、三谷幸喜のイメージも一因にある気がする。
本当に面白い。絵もぴったり。 -
好きな女の子に電話をするとき・・誰もが迷い、手に汗をかきながら、様々な妄想を頭に描いたはず・・そんな淡い時代を思い出し、ドキドキしてしまった・・。10分くらいで読み終えるだろうけど、それなりに価値大。
-
好きな女の子に電話をかけようとして一晩悶々とする男性のショートショート。どうしようか、どうしようか、と様々な自体を想定しては悶々と悩んでしまうキャラクター描写の可愛らしさと微笑ましさ、短い中に三谷作品らしさが溢れている。唐仁原教久さんの挿絵がマッチしている。