花と蛇〈1〉誘拐の巻 (幻冬舎アウトロー文庫)

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著者 : 団鬼六
  • 幻冬舎 (1999年4月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784877287238

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花と蛇〈1〉誘拐の巻 (幻冬舎アウトロー文庫)の感想・レビュー・書評

  • ほんの20日ほど前、80年前の1931年4月16日滋賀県彦根市生まれの官能小説家、という30文字だけ用意して「今日の私の一冊」のレジュメは、放りっぱなしにしてありました。

    その主な理由は、彼についてすぐに何かを書ける如何ほどのものも持ち合わせていない、ということでしたが、消さずにおいたのは、非力ながら何か書いてみたいという欲望が少しあったからでした。

    6日に食道がんで亡くなって、まさしく巨星堕つという感じですが、ただし残念ながら実際のところ、私は彼の良い読者とはとてもいえなくて、恥ずかしながら全作品を読んでもいなければ、ましてやSMを心底信奉絶賛するその筋の正統派でもなく、読み始めたのも平岡正明・岡庭昇編著『団鬼六・暗黒文学の世界』を恐る恐る読んでからでした。

    何にでも興味を示す高2の私は、すぐさま角川文庫版で全8巻のまっさらなきれいな古本を五百円で入手して貪り読みましたけれど、ほんまにこれが究極のエロティシズムなのかいな、まったくもって凌辱だの浣腸だの緊縛だのと、野郎どもが好き勝手に、いたいけな令嬢や若妻を弄んでいい気なもんだぜ、こんこんちきちん、てめえら上等だぜ、束になってかかって来やがれってんだ、この唐変木、たとえ弁天様が許してもこのあたいが許さないよ、天に代わってお仕置きだい!  などと、一読後は緋牡丹のお竜とセーラームーンがごちゃ混ぜになって乗り移ってしまった感じですが、ともかく最初は、官能とかエロティシズムとかはまったくの詭弁で、ほとんど丸ごと男の性的欲望・征服欲を放逸するためだけのものとしか思えませんでした。もーう汚らわしい、破廉恥・不謹慎・変態などなど。

    嗚呼、何ということでしょう、この私でさえ、その頃は良識という仮面をかぶった想像力の貧困に立ち向かうすべを知りませんでした。

  • 果てることのない辱めに堪えて、嘆き苦しむ静子夫人。
    決して堕ちることのない、エロスの美神。
    日本的エロティシズム文学の最高峰。

  • 2011/7/6読了。電子書籍で読んだ。
    作家の訃報に接し、SM小説の古典というので読んでみた。
    社長夫人や潜入捜査中の女探偵を監禁し、緊縛、羞恥責め、陵辱するという、徹頭徹尾それだけが延々と続き、ストーリーはあってなきがごとし。女に加えられる屈辱的な責めの行為がすべてという凄い小説だった。この後に書かれた陵辱系の官能小説は何らかの形でこの作品の焼き直しではないかと思われるくらいだ。
    調教師なるキャラが登場していよいよこれからが本番だと宣言して第一巻は終わるが、ここまではただの前置きだったのかと驚愕。ただしもうお腹いっぱいで続きを読めるかどうか自信がない。

  • すげえ。酷い。
    これ一巻で完結してるんだと思い込んでたらまだまだ続くんだーうわー
    もうお腹いっぱいですよ。先生!!
    次の巻で調教師!なるものが出るからまた続き買っちゃうかも(笑)

    タイトルがいちいちエロイと思いました。

  • 「気をやる」という表現をこの本で初めて知りました。
    また「褌(ふんどし)」という漢字も。

  • げほっつ!!!!あぁ…もうっ。かなり期待を裏切られた…orzエロくも何とも無い…。(別にエロ目的で買ったわけでも無いが、話もループばっかで……とにかく全体的に裏切られた…)とは言うものの、文学小説の様に雰囲気が耽美な感じもしない…orz
    何処に萌えていいのか…。。官能小説なんですか…本当に…ガクガク。

  • 「男なら、団鬼六を読め!」
    星の数ほどある、父の名言のひとつです。僕が一番最初に買った鬼六の本です。あ、間違えた、最初で最後の鬼六の本ですw

  • 初めて読んだのは中学生の頃であった。大人になることに恐怖を覚えた記憶がある。(SMが理解出来ず)
    うーん おませさん!

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花と蛇〈1〉誘拐の巻 (幻冬舎アウトロー文庫)の作品紹介

端整な面立ち、二重瞼の大きな目、滴るばかりの艶かしさ…。財界の大立者、遠山隆義の後妻で、二十六歳になる美貌の静子が、義理の娘とともにズベ公グループに誘拐された。彼女を待っていたのは、鬼畜たちによる想像を絶した調教の数々だった。裏切り、絶望、凄惨な責め苦…。団鬼六文学の最高傑作にして官能小説の金字塔、シリーズ第一巻。

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